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山下達郎、映画観て“架空の主題歌”作り「面白いのができる」 初の映画イベント登場

 シンガー・ソングライターの山下達郎(68)が25日、都内で行われた『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場。映画鑑賞が趣味の山下は、感動した映画を観ると、主題歌とは別に自分が考えた“架空の曲(主題歌)”を作っていると明かした。

『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場した山下達郎 撮影:菊地英二

『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場した山下達郎 撮影:菊地英二

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 日本映画専門チャンネルの看板番組『日曜邦画劇場』では、7月4日に放送20周年・1000回記念を迎えることを記念して、日本映画界の名匠・山中貞雄監督の名作『人情紙風船』(1937年)を4Kデジタル修復版でテレビ初放送(後9:00〜)。この放送にあわせて放送される特番にスペシャルゲストとして、同作を“人生の一本”と公言する山下が出演(※音声出演)し、番組・支配人の軽部真一アナウンサーとスペシャルトークを展開する。

 ライブ以外で公の場に姿を見せること自体“激レア”の山下だが、映画番組、映画イベントに出演するのも初だという。同作との出会いはレンタルビデオ屋でたまたま手に取ったのがきっかけで「30代の最高のインパクト、カルチャーショック。よく人に『人生の一本はなんですか?』と聞くのですが、(聞くことによって)その人のトラウマや人生観がわかる。その方の持っているバックグラウンドが見える。僕はこれがベスト1」「すべてのシーンが美しいんですよ! 夕立が降ってくる映像美…」などと作品の魅力を力説した。

 軽部支配人から「映画を鑑賞することで、音楽活動にリンクしたり、楽曲が生まれたりするのでしょうか?」と問われると、山下はうなずきながら「例えば映画を観て感動したら、その映画の『テーマソングどうしようかな?』と思って曲を書くと面白いのができる。“架空のテーマソング”」と告白。すでに観た映画には主題歌はあるが、「自分だったらどうするか?」と考えながら曲が誕生することがあると打ち明けた。

 「映画は文学よりも音楽に近い。本を読むよりも、映画を観ることによってインスパイアされることが多い」とし、「(メガホンをとることは)絶対にありません! 映画は僕が作れるものではない。自分で映画を撮りたいと思ったことはない」と話した。

 山下と軽部支配人の映画に関する熱いトークの続きは、7月4日午後8時より放送の特番で見ることができる。

関連写真

  • 『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場した山下達郎 撮影:菊地英二
  • 『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場した(左から)軽部真一アナ、山下達郎 撮影:菊地英二
  • 『日曜邦画劇場』放送20周年・1000回記念の取材会に登場した(左から)軽部真一アナ、山下達郎 撮影:菊地英二
  • 4Kデジタル修復版でテレビ初放送される『人情紙風船』(C)1937 東宝

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