2006年に放送された『ちびまる子ちゃん』の実写版ドラマで、主役のまる子を演じた女優の森迫永依(23)。今月5日放送の日本テレビ系バラエティー『今夜くらべてみましたSP』に出演して大人になった姿を披露し、「高校3年生で英検1級取得」「上智大学に進学」「TOEIC970点」「4ヶ国語を話せる」といったことが明らかになると、SNSで大きな話題となった。
大学在学中は芸能活動をセーブしていたが、卒業したことで今年から女優業を再開。1月にNHKBSプレミアムで放送された『おもひでぽろぽろ』に続き、24日放送のテレビ東京系『珈琲いかがでしょう』(後11:06)の最終回にも出演する。今後の活躍が注目されるなか、そんな森迫に子役時代の思い出や学生時代の勉強方法、これから目指していきたいことなどを聞いた。
――『今夜くらべてみました』に出演されて、反響はありましたか?
【森迫】すごくありました。ネットニュースにもたくさん取り上げていただきましたし、たくさんの方が「大きくなった!」「ちびまる子ちゃんとのギャップ」とSNSなどで言ってくださいました。
『実写版ちびまる子ちゃん』が、こんなにたくさんの方から愛されていたんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりましたし、同時にこんなにも私のことを覚えてくださっていたんだなとビックリもしました。
――大学生の頃は勉強に専念するため、仕事をセーブしていたのでしょうか?
【森迫】だいぶセーブしていました。学部の勉強がとても忙しく、3回授業を欠席すると単位を落としてしまうような学部だったんです。そのため、学業に支障のない範囲のお仕事を主にお受けしていました。
また、留学にも行っていたので、その時期に頂いたオファーなどは全て見送るしかなく、悔しい思いをしたこともありましたが、大学4年間でいろいろなことを学ぶことができたので、後悔はしていません。
――大学では社会学と政治学を学び、さらに語学の勉強もしていたということですが、どのような勉強法を実践していましたか?
【森迫】語学習得は単語力が大きな基盤となると思うので、ひたすら単語の勉強をしていました。また、苦になってしまうと続かないので、例えば、息抜きとして好きな映画をその時に学んでいる言語で観てみたりして、語学勉強と趣味を掛け合わせながら勉強を続けました。
――子役時代には『ちびまる子ちゃん』のほか、大河ドラマ『功名が辻』(2006)や朝ドラ『瞳』(2008)など、多数のドラマや映画に出演していました。一番忙しかった頃のエピソードを教えてください。
【森迫】朝から夜まで撮影があり、学校行事にほぼ参加できず、友達とも遊べない時期も続いたのでよく家で泣いていた記憶があります。ただ、お芝居は楽しい!とやりがいを感じていたので、最終的には「しょうがない、やりたいことをやっているんだから」と気持ちを切り替えて撮影に臨んでいました。
――代表作は『ちびまる子ちゃん』ですが、そのイメージが強すぎて、悩んだこともありましたか?
【森迫】どんなに色んな作品に出させていただいても、これから先私の代表作は『ちびまる子ちゃん』のままなのだろうか……、と少し不安はあります。ただ、私の名前を多くの方に知っていただいた作品であることには変わりないので、いつまでたっても私にとって大切な作品です。
――今後はどんなことに挑戦してみたい? どんなことを表現していきたい?
【森迫】表現をすること、演技をすることがとても好きなので女優として活動していきたいです。また、イ・チャンドン監督の韓国映画『oasis』のヒロイン役ムン・ソリさんのいろいろなものをかなぐり捨てて表現している圧巻の演技が素晴らしくて、そんな演技ができる女優になりたいと思っています。
画面を通して見てくださっている方々の心を動かしたいですし、「森迫永依の代表作だ」と皆さんに思って頂けるような作品とも出会いたいので、そのような機会をいただけるよう頑張っていきます。
――『珈琲いかがでしょう』では、『おちょやん』での演技が話題となった前田旺志郎さんと夫婦役を演じられます(森迫が市毛良枝、前田が光石研の若かりし頃)。見どころを教えてください。
【森迫】ドラマ化されると聞きすごく楽しみにしていた作品なので、出演の機会を頂けて、しかも大事な最終話なんて、本当に光栄です。さっちゃん(市毛良枝)とタコさん(光石研)のすてきな温かい想い出をしっかりと皆さんにも伝えたいと思いながら前田さんと演じさせていただきました。幸せな2 人の気持ちが伝わればうれしいです。
■森迫永依(もりさこ・えい)
1997年9月11日うまれ。2002年から子役として活動し『あした天気になあれ。』『新しい風』など数々の作品に出演。2006年には実写版『ちびまる子ちゃん』で主役のまる子役を演じてブレイク。以後、ドラマ、映画、CMと幅広く活躍。学業に専念していた大学を卒業し、女優として本格的に再始動する。
大学在学中は芸能活動をセーブしていたが、卒業したことで今年から女優業を再開。1月にNHKBSプレミアムで放送された『おもひでぽろぽろ』に続き、24日放送のテレビ東京系『珈琲いかがでしょう』(後11:06)の最終回にも出演する。今後の活躍が注目されるなか、そんな森迫に子役時代の思い出や学生時代の勉強方法、これから目指していきたいことなどを聞いた。
――『今夜くらべてみました』に出演されて、反響はありましたか?
【森迫】すごくありました。ネットニュースにもたくさん取り上げていただきましたし、たくさんの方が「大きくなった!」「ちびまる子ちゃんとのギャップ」とSNSなどで言ってくださいました。
『実写版ちびまる子ちゃん』が、こんなにたくさんの方から愛されていたんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりましたし、同時にこんなにも私のことを覚えてくださっていたんだなとビックリもしました。
――大学生の頃は勉強に専念するため、仕事をセーブしていたのでしょうか?
【森迫】だいぶセーブしていました。学部の勉強がとても忙しく、3回授業を欠席すると単位を落としてしまうような学部だったんです。そのため、学業に支障のない範囲のお仕事を主にお受けしていました。
また、留学にも行っていたので、その時期に頂いたオファーなどは全て見送るしかなく、悔しい思いをしたこともありましたが、大学4年間でいろいろなことを学ぶことができたので、後悔はしていません。
――大学では社会学と政治学を学び、さらに語学の勉強もしていたということですが、どのような勉強法を実践していましたか?
【森迫】語学習得は単語力が大きな基盤となると思うので、ひたすら単語の勉強をしていました。また、苦になってしまうと続かないので、例えば、息抜きとして好きな映画をその時に学んでいる言語で観てみたりして、語学勉強と趣味を掛け合わせながら勉強を続けました。
――子役時代には『ちびまる子ちゃん』のほか、大河ドラマ『功名が辻』(2006)や朝ドラ『瞳』(2008)など、多数のドラマや映画に出演していました。一番忙しかった頃のエピソードを教えてください。
【森迫】朝から夜まで撮影があり、学校行事にほぼ参加できず、友達とも遊べない時期も続いたのでよく家で泣いていた記憶があります。ただ、お芝居は楽しい!とやりがいを感じていたので、最終的には「しょうがない、やりたいことをやっているんだから」と気持ちを切り替えて撮影に臨んでいました。
――代表作は『ちびまる子ちゃん』ですが、そのイメージが強すぎて、悩んだこともありましたか?
【森迫】どんなに色んな作品に出させていただいても、これから先私の代表作は『ちびまる子ちゃん』のままなのだろうか……、と少し不安はあります。ただ、私の名前を多くの方に知っていただいた作品であることには変わりないので、いつまでたっても私にとって大切な作品です。
――今後はどんなことに挑戦してみたい? どんなことを表現していきたい?
【森迫】表現をすること、演技をすることがとても好きなので女優として活動していきたいです。また、イ・チャンドン監督の韓国映画『oasis』のヒロイン役ムン・ソリさんのいろいろなものをかなぐり捨てて表現している圧巻の演技が素晴らしくて、そんな演技ができる女優になりたいと思っています。
画面を通して見てくださっている方々の心を動かしたいですし、「森迫永依の代表作だ」と皆さんに思って頂けるような作品とも出会いたいので、そのような機会をいただけるよう頑張っていきます。
――『珈琲いかがでしょう』では、『おちょやん』での演技が話題となった前田旺志郎さんと夫婦役を演じられます(森迫が市毛良枝、前田が光石研の若かりし頃)。見どころを教えてください。
【森迫】ドラマ化されると聞きすごく楽しみにしていた作品なので、出演の機会を頂けて、しかも大事な最終話なんて、本当に光栄です。さっちゃん(市毛良枝)とタコさん(光石研)のすてきな温かい想い出をしっかりと皆さんにも伝えたいと思いながら前田さんと演じさせていただきました。幸せな2 人の気持ちが伝わればうれしいです。
■森迫永依(もりさこ・えい)
1997年9月11日うまれ。2002年から子役として活動し『あした天気になあれ。』『新しい風』など数々の作品に出演。2006年には実写版『ちびまる子ちゃん』で主役のまる子役を演じてブレイク。以後、ドラマ、映画、CMと幅広く活躍。学業に専念していた大学を卒業し、女優として本格的に再始動する。
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2021/05/23