細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)の新ビジュアルが解禁された。細田監督作品の歴代ポスターには欠かさず描かれてきた、夏を象徴するような“入道雲が浮かぶ青空”から一転、満天の星空の下で見つめ合う、《歌姫ベル》と《竜》の姿が描かれている。このビジュアルがポスターとして6月上旬より映画館に掲示される。
本作では、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生ヒロインが登場。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、もうひとつの現実“と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を紡いでいく。
これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、入道雲が描かれてきた。しかし、今回は入道雲が浮かぶ青空から一転、澄み渡るような満点の星空の元、見つめあう<U>の歌姫・ベルと竜がロマンティックに描かれたビジュアルに、新たな挑戦のほどがうかがえる。
■各ジャンルからクリエイターたちが集結
現実世界と仮想世界。細田作品ならではのリアル×ファンタジーの絶妙なマリアージュと、かつてない圧倒的スケールの物語を実現させるため、スタッフキャストチームには、役者、音楽、デザイン、アニメーション、CGなど各ジャンルから多様性あふれる才能が集結。
『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォン氏の今作への参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キム氏が歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当。
さらに、今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一(あきや・かげいち)。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも解禁された。一度見たら忘れられない繊細で美しく描かれた竜が、<U>の中でどのような姿で動いているのか…完成に期待が高まる。
さらに、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明(やました・たかあき)が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行(あおやま・ひろゆき)が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮う。
また、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝(いけ・のぶたか)が美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里(じょうじょう・あんり)が美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描き出す。
加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターのCGを制作指揮した堀部亮(ほりべ・りょう)が、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平(しもざわ・ようへい)が堀部氏と共にCGディレクターとして名を連ねる。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮される。
そして、きょう5月21日よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート。ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まる。映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定SNS企画に参加できたりなど、さまざまな特典が用意されている。
本作では、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生ヒロインが登場。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、もうひとつの現実“と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を紡いでいく。
これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、入道雲が描かれてきた。しかし、今回は入道雲が浮かぶ青空から一転、澄み渡るような満点の星空の元、見つめあう<U>の歌姫・ベルと竜がロマンティックに描かれたビジュアルに、新たな挑戦のほどがうかがえる。
■各ジャンルからクリエイターたちが集結
現実世界と仮想世界。細田作品ならではのリアル×ファンタジーの絶妙なマリアージュと、かつてない圧倒的スケールの物語を実現させるため、スタッフキャストチームには、役者、音楽、デザイン、アニメーション、CGなど各ジャンルから多様性あふれる才能が集結。
『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォン氏の今作への参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キム氏が歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当。
さらに、今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一(あきや・かげいち)。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも解禁された。一度見たら忘れられない繊細で美しく描かれた竜が、<U>の中でどのような姿で動いているのか…完成に期待が高まる。
さらに、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明(やました・たかあき)が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行(あおやま・ひろゆき)が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮う。
また、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝(いけ・のぶたか)が美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里(じょうじょう・あんり)が美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描き出す。
加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターのCGを制作指揮した堀部亮(ほりべ・りょう)が、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平(しもざわ・ようへい)が堀部氏と共にCGディレクターとして名を連ねる。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮される。
そして、きょう5月21日よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート。ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まる。映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定SNS企画に参加できたりなど、さまざまな特典が用意されている。
このニュースの流れをチェック
- 1. 細田守監督、次回作の進捗報告 絵コンテ終了で「現場も本格的にフル回転してやっていく」
- 2. 細田守監督新作『竜とそばかすの姫』来夏公開 インターネット世界が舞台
- 3. 細田守監督新作のストーリー解禁 『時をかける少女』以来の女子高生が主人公
- 4. 細田守監督新作『竜とそばかすの姫』スタッフ情報&予告映像解禁
- 5. 細田守監督『竜とそばかすの姫』“重要なシーン”で大合唱 エキストラシンガー募集
- 6. 細田守監督『竜とそばかすの姫』主人公の同級生役の声優に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら
- 7. 幾田りら、細田守監督『竜とそばかすの姫』でアニメ声優&本格的な演技初挑戦
- 8. 細田守監督『竜とそばかすの姫』森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守の出演を発表
- 9. 細田守監督『竜とそばかすの姫』入道雲が浮かぶ青空から一転、星空の新ビジュアル
- 10. 坂本冬美、細田守監督『竜とそばかすの姫』で声優初挑戦 森山良子・清水ミチコらと合唱隊結成
- 11. 役所広司、3度目の細田守監督作品に参加 『竜とそばかすの姫』主人公の父親役
- 12. 『竜とそばかすの姫』主人公の声優に中村佳穂 オーディションで細田守監督ら絶賛「彼女こそすずだ!」【本人コメントあり】
- 13. 細田守監督『竜とそばかすの姫』メインテーマは常田大希率いるmillennium parade
- 14. 『竜とそばかすの姫』細田守監督作品として初のIMAX上映決定
- 15. 『竜とそばかすの姫』アニメ作品がカンヌ映画祭に公式選出される快挙
- 16. 『竜とそばかすの姫』細田守監督×常田大希、初対談が実現 次回作の構想は?
- 17. 細田守監督『竜とそばかすの姫』Blu-ray&DVD発売決定 200分の特典映像収録
コメントする・見る
2021/05/21