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江口寿史、18年ぶりTVアニメのキャラ原案 オリジナル作品『Sonny Boy』2021年放送

 漫画家・イラストレーターの江口寿史氏がキャラクター原案を務め、アニメ『ワンパンマン』で知られる夏目真悟氏が監督・脚本を手がけるオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』(サニー・ボーイ)の製作が28日、発表された。放送は2021年。江口氏がTVアニメのキャラ原案を手がけるのは『無人惑星サヴァイヴ』以来、18年ぶりとなる。

『Sonny Boy』(サニー・ボーイ)コンセプトビジュアル (C)Sonny Boy committee

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 江口氏と夏目監督、そしてアニメーション制作をマッドハウスが手がける今作は、青春SFサバイバル群像劇。夏休みも半ばを過ぎた8月16日、教室に集まった中学3年生たちが突如、学校ごと異次元を漂流し始める。そこに取り残され、超能力に目覚めた36人の少年少女が、理不尽に満ちた世界でサバイバルを繰り広げる。

 主題歌は峯田和伸率いるバンド・銀杏BOYZが担当し、同作のための楽曲「少年少女」を書き下ろした。

 キャラ原案の江口氏は「連続TVアニメのキャラ原案は2003年の『無人惑星サヴァイヴ』以来18年ぶりでしたので、非常に昂りました。(「Sonny Boy 」は) 先の予想が全くつかない、一筋縄ではいかない話だなと。回を追うごとに謎が深まり、はられた伏線が回収されてゆく、視聴者みんなで語り合える SNS 時代にピッタリのアニメなのではないでしょうか」と作品の魅力を語る。

 「主人公3人のキャラクターを僕自身もハッキリ捉えられたわけではないんですが、3人に共通していえば、どこかにエモさを入れたいなと思いました。作品を観て、感じたことをリアルタイムにご家族や友人や、あるいはSNSでどんどん語り合ってほしいなと思います。 僕もいち視聴者として出来上がりをとても楽しみにしています」と語っている。

 夏目監督も「自分にとって『Sonny Boy』は、好きなものを詰め込んで、全て出しきった私小説的な作品になりました。ストーリーも映像も思うようにわがままに作らせてもらえて、こんな事はもう最初で最後だなと思います。その分、普通ではないある種ユニークな映像作品になっているはずです」と自信を見せる。

 また、「キャラクター原案は、いちファンとしてずっと見てきた江口さんにお願いできて、主題歌もずっと聞いてきた銀杏BOYZの峯田さんにやっていただけて、ただただ嬉しかっ たです。江口さんの描くヒロインに恋して、峯田さんの主題歌を聞いた時はすべてを許された気持ちになりました」と奇跡のコラボに喜びを露わにしている。

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