俳優の長田成哉が5日、都内で行われた映画『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』（公開中）の舞台あいさつに登壇した。

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　本作は、テレビシリーズ32話と33話の間をつなぐ知られざるリュウソウジャーたちの物語。第32話「憎悪の雨が止む時」でついにガイソーグの呪縛から解き放たれ、リュウソウジャーの一員となるも、翌週第33話「新たなる刺客」で、戦いの末に命を落としてしまったナダ（長田）が残していたビデオメッセージ。「俺、みんなの足引っ張りたくないからちょっと修行の旅に出ようと思ってます」と話したその真意は一体何だったのか。今回の映画で1年以上の時を経て明らかになる。

　あらすじが公開されるとファンが待ち望んでいた物語だったため、大反響に。長田は「まだできるんだ、と。ファイナルライブツアーもできなくなって、みなさんにお会いすることができないのかなと思ったら、きょうみたいな場を設けていただいた。本当にありがたい」としみじみ。ただ、「うれしかったし、まだ髪を切れないな、と（笑）。2年ぐらい同じ髪型なんです。ナダ仕様にしていたんで」

　舞台あいさつでは、リュウソウジャーの思い出をフリップトーク。長田は「6人の後ろ姿」とし「この風景を見られたのは俺だけ。この瞬間が最後だったんですけど、僕の役者人生に残る景色でした」と感慨を語る。

　また、リュウソウレッド／コウ役の一ノ瀬颯は長田に対し、「左手の指が光ってますね」と水を向ける。長田の左手にはコウとナダをイメージしたリングがさり気なく輝いており、長田は「ナダコウのリングしてます」と照れながら報告した。

　感動的な話も織り交ぜながら話していたが、時間が経過するにつれ、長田の額には大粒の汗が…。長田は「舞台あいさつ、初めてぐらいなんですけど、照明って熱いんですね。ナダの衣装も熱いんですよ…」と苦笑い。リュウソウピンク／アスナ役の尾碕真花は「颯の話を聞こうと思って見たら（長田が）視界に入ってくる。笑いが止まらない」と汗だくっぷりに爆笑していた。

　舞台あいさつには、リュウソウブルー／メルト役の綱啓永、リュウソウグリーン／トワ役の小原唯和、リュウソウブラック／バンバ役の岸田タツヤ、リュウソウゴールド／カナロ役の兵頭功海も参加した。

　同作は、『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い！オール戦隊大集会！！』と合わせ、3本立て映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』として公開されている。


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