フジテレビは6日、同局で春の改編会見を行った。26日をもって1999年4月1日のスタート以来、22年の歴史に幕を下ろす『情報プレゼンター　とくダネ！』（月〜金　前8：00）について、同局の編成局編成センター編成部長・齋藤翼氏が「新しい情報番組として、小倉（智昭）さんに切り拓いて、支えていただきましたこと、大変感謝申し上げます」と思いを伝えた。

　放送開始当初から小倉智昭が司会を務め、2016年7月には「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新。21年1月12日現在、その放送回数は5593回で、今もなお記録を更新し続けている。番組では、小倉が独自の目線でニュースや社会問題を斬り、長年にわたり注目を集めてきた。自らもニュース現場を取材し、オリンピックについては、2000年のシドニー大会から取材を始め、北京大会以降は、夏季、冬季、全ての会場へ足を運び、生中継で熱狂を伝えてきた。

　後番組としてスタートするのは、俳優の谷原章介と永島優美アナがメインキャスターを務める『めざまし8（エイト）』（月〜金　前8：00〜9：50）。編成部長の齋藤氏は「コロナ禍で、また新しい情報番組を開発していかないといけないということを考えまして、谷原章介さん、永島優美に託して『とくダネ！』のように長く続く番組を目指して…」と期待を寄せた。