小学館は24日、1989年に亡くなった小説家の色川武大さんが、85年に書いたと思われる日記形式の未発表の草稿を発見したと発表。現在配信中の『色川武大・阿佐田哲也 電子全集』(1巻:税別2000円)で、26日より配信の第23巻「単行本未収録作品&対話集」に収録される。
小学館によると、同全集の資料作りのため、色川さんの遺品を整理する過程で、今回の資料を発見。「四季」とタイトルされた日記帳に直筆で書かれ、文字数は7000字程度。内容は日記形式だが、小説の草稿のようでもある。
日付は1985年9月24日〜12月2日まで、ナルコレプシー(突然強い眠気が1日に何度も起こり、居眠りをしてしまう症状)による幻覚のような記述も多く、代表作『狂人日記』につながる貴重な資料となっている。
小学館によると、同全集の資料作りのため、色川さんの遺品を整理する過程で、今回の資料を発見。「四季」とタイトルされた日記帳に直筆で書かれ、文字数は7000字程度。内容は日記形式だが、小説の草稿のようでもある。
日付は1985年9月24日〜12月2日まで、ナルコレプシー(突然強い眠気が1日に何度も起こり、居眠りをしてしまう症状)による幻覚のような記述も多く、代表作『狂人日記』につながる貴重な資料となっている。
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2021/02/24