人気アイドルグループ・日向坂46のキャプテン・佐々木久美が、21日放送のTBS系『「全国ボロいい宿」−山奥で発見！人気の宿に泊まってみた−』（後3：30）に出演。収録後のインタビューでは、自粛期間中にハマったことについて「今までは目の前にあるものを大事にすることばかり考えていたけど、新しいものを創り出す楽しみを覚えました」と「編み物」を始めたことを紹介。幼少期にも祖母と一緒に編み物をしていたそうで「セーターとかはまだまだなんですけど、コースターとか日常的に使える小物を作って、メンバーに配りたいなと思っています。まだ配れてないですが…（笑）」と意欲をみせた。

【写真】その他の写真を見る

　同番組は、見た目はボロボロなのに、なぜか予約が殺到する人気の宿『ボロいい宿』を調査する宿泊バラエティー。昨年2月の放送に続き、全国から選りすぐった3つの“ボロいい宿”を紹介、その人気の秘密に迫る。MCはお笑いコンビ・バナナマン、ゲストには佐々木とタレントのYOUが1年ぶりにスタジオに登場。さらに、タレントのゆきぽよ、SKE48・須田亜香里がロケリポーターとして“ボロいい宿”を体験する。

　バナナマンとの共演は昨年の放送以来という佐々木は「前回の収録がすごく楽しかったので、また同じメンバーで呼んでいただけると聞いたときはうれしくて、すごく楽しみにしていました」とこたつでまったりとしながら、ゆるいトークを展開。「リラックスし過ぎちゃったかなというくらい、ゆったりとして、おうちでテレビを観ているような感じだった」と肩の力を抜いて臨んだ。

　収録を終え、佐々木は「『ボロい』と聞くと最初は『えっ！』と思ってしまうんですけど、宿の人たちの温かさとか、都会では味わえない感情とか、感動とか、大切なことがたくさんあるんですよね。そういうものを普段は忘れて過ごしているのって、もったいないと思います。コロナ禍で自粛を求められるこの時期だからこそ“ボロいい宿”を通して、そういう気持ちを味わっていただきたいです」と視聴者に向けて、呼びかける。

　また「コロナ禍で旅行に行けない今だからこそ、この番組を見て欲しい」という佐々木は旅行に行けるようになったら行きたい場所について函館とパリを挙げ、「夜景を見てラッキーピエロ（函館市内にあるハンバーガー店）に行ってみたい！」と目を輝かせた。

　そんな番組冒頭では、佐々木主演のオープニングドラマも放送。『ボロいい宿』の演出担当がかねてからの“おひさま”（日向坂46ファンの総称）であることもあり、番組の要所要所に日向坂46にちなんだ細かい演出を散りばめている。そして番組では、佐々木が披露した似顔絵にスタジオが騒然とする場面も。時間があればいつもバナナマンのラジオ番組を聴いているという佐々木と、“乃木坂46公式お兄ちゃん”・バナナマンとの絡みにも注目だ。