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『鬼滅の刃』累計1.5億部突破、1年で+1.1億部と3.75倍 完結後も人気続く

 人気漫画『鬼滅の刃』のコミックス全23巻の累計発行部数が、1億5000万部を突破(電子版含む)したことが15日、集英社より発表された。昨年2月4日時点で4000万部、12月4日(最終23巻発売時)時点で1億2000万部だったため、この1年で+1億1000万部(3.75倍)、2ヶ月で+3000万部(1.25倍)となり、連載完結、最終巻発売後も映画の大ヒット効果などで重版が続き、大きく売り伸ばしている。

『鬼滅の刃』累計1億5000万部突破=コミックス23巻の書影(C)吾峠呼世晴/集英社

『鬼滅の刃』累計1億5000万部突破=コミックス23巻の書影(C)吾峠呼世晴/集英社

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 同作は、2019年4月6日時点(アニメ放送時)では累計350万部だったが、アニメ放送の影響で人気に火が付き社会現象化。同年9月末に1200万部、12月4日に2500万部、2020年2月4日に4000万部…と部数を伸ばし続け、20年10月2日に1億部を突破。最終巻が発売された20年12月4日に1億2000万部となり、今回の1億5000万部突破は、アニメ効果で累計部数が約42.8倍に増える驚異的な結果となった。

 現在、アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開されているが、興収368億円を突破しており、実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位となっている。今回の1億5000万部突破について、集英社は「完結後も、劇場版の大ヒットなどで人気が続き、度重なる重版で累計発行部数が1億5000万部を突破した」と説明している。

 なお、コミックス累計1億部を突破している『週刊少年ジャンプ』作品は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『DRAGON BALL』、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『SLAM DUNK』、『ONE PIECE』、『NARUTO-ナルト-』、『BLEACH』で、これらの人気作に名を連ねている。

 2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同作は、大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台。炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために旅に出るストーリー。2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、第2期『鬼滅の刃』遊郭編が2021年に放送される。

■『鬼滅の刃』最近の累計発行部数の流れ(集英社発表)
19年4月6日:350万部(テレビアニメ放送時)※4月9日発売巻で500万部
19年9月末:1200万部(テレビアニメ終了時)
19年12月4日:2500万部
20年2月4日:4000万部
20年5月13日:6000万部
20年7月3日:8000万部
20年10月2日:1億部
20年12月4日:1億2000万部
21年2月15日:1億5000万部

関連写真

  • 『鬼滅の刃』累計1億5000万部突破=コミックス23巻の書影(C)吾峠呼世晴/集英社
  • 鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼- (C)吾峠呼世晴/集英社
  • 鬼滅の刃 塗絵帳 -紅- (C)吾峠呼世晴/集英社
  • 鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼- (C)吾峠呼世晴/集英社
  • 鬼滅の刃 塗絵帳 -紅- (C)吾峠呼世晴/集英社
  • 『鬼滅の刃』×クーピーペンシル(C)吾峠呼世晴/集英社
  • 原画展ポスター(C)吾峠呼世晴/集英社

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