医療ベンチャー企業のメドレーは3日、代表取締役の豊田剛一郎氏が辞任したことを発表した。豊田氏はフリーの小川彩佳アナウンサー（35）の夫で、同日に文春オンラインで不倫が報じられていた。

　発表では「当社代表取締役（医師）である豊田剛一郎から、本日の文春オンラインにおける本人に関する一部報道に関して、株主の皆様、顧客の皆様、当社従業員やご家族、パートナー企業の皆様、そして社会の皆様からの信頼を著しく損なう行動に対して、本人より当社代表を辞任した上で信頼回復に努めたいという旨の申し出を受け、本日開催の取締役会にて、これを受理いたしました」とした。

　今後は、常勤の取締役として勤務。また「本人より、2021年12月期に発生する役員報酬を返上し、無報酬で勤務するとともに、現時点で本人が保有している税制適格ストックオプション（新株予約権）の未行使分（320,000株分、発行済株式総数比率1.03％）についてこれを放棄する旨の申し入れを受けております」とも報告している。

　文春オンラインは3日に緊急事態宣言の期間中、豊田氏が女性と密会したと報道。小川アナと豊田氏は2019年2月に結婚を発表。小川アナは昨年7月29日に第1子を出産し、同10月に仕事復帰している。