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『ヒプマイ』シブヤ、2021年バトル勝利へ湧く執念 白井悠介「Fling Posseのみんなを勝たせたい」

 音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」の月1レギュラー番組『ヒプノシスマイク Division Variety Battle @ABEMA』の第4回が、ABEMAで12月25日に配信される(見逃し配信は1月1日まで)。今回出演するのはシブヤ・ディビジョン「Fling Posse」の飴村乱数役の白井悠介、夢野幻太郎役の斉藤壮馬、有栖川帝統役の野津山幸宏。3人で締めくくれたことや絆を深められたことを喜ぶ3人に、番組の見どころやアニメの「シブヤ回」について、さらに「リベンジ公演」など来年に向けての意気込みなどを聞いた。

(左から)斉藤壮馬、白井悠介、野津山幸宏 (C)ORICON NewS inc.

(左から)斉藤壮馬、白井悠介、野津山幸宏 (C)ORICON NewS inc.

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■新境地? “ハンドベル”に意外な手応え「次のライブでも…」「シュールすぎる」

――3人の新たな一面が出ているとのことですが、バラエティーを一緒にやってみてお互いにどのような印象を受けましたか。

【斉藤】2人がすごく頼もしいなって。それぞれの形で場を盛り上げてくれ改めて信頼感が確認できましたし、「この2人と一緒にチームをやらせてもらえてありがたいな」ということを強く感じました。

【野津山】2人といると安心感があり自分を思い切って出せます。バラエティーなので成り行きの要素も多いのですが、良い方向にいくのは、2人と波長が合うからなのかなと思います。

【白井】壮馬ものづも信頼していますし、頼りにもなります。僕が変なことを言ったりスベったりしてもフォローしてくれ、安心して身を預けられるメンバーですね。だからバラエティーでも楽しく伸び伸びとやれるので、今後も2人に頼りつつ楽しく盛り上げていきたいなと思いました。

――信頼し合って協力している姿は素敵ですね。今回はクリスマスらしいゲームにチャレンジしていますが、手応えを感じたり心に残ったりしている企画はありますか。

【野津山】僕は2人が目隠しして残る1人が言う言葉を頼りにお題を当てる「クリスマス・スリーヒントチャレンジ」かな。壮馬さんがヒントを出して一発で当てたのはすごいなと思いましたし、そこに絆を感じました。

【白井】いやいや、あれは3人で当てたものだから。でもすぐに正解しちゃったので僕がヒントを出す番がなくなってしまい、失敗だったなと思います。

――絆の深さで正解を導けたのに、まさか収録的な観点から反省されるとは……。

【野津山】あと初めてでも「あそこまでできるんだな」と思ったのが「ハンドベル・チャレンジ」。次のヒプマイのライブで“シブヤのハンドベルコーナー”みたいなものをやってもいいかなと思うぐらい。まあ絶対ないと思いますけど(笑)。

【斉藤】シブヤはやりそうだけど、シュールすぎる(笑)。

【白井】そもそも次のライブはヨコハマとのバトルなのに、どうしてハンドベルを鳴らすのよ(笑)。

――かなり斬新なので見てみたい気はしますね。今回の収録で「この人のここが良かった」という点があれば教えてください。

【斉藤】2人とも頼れるし面白いと思いましたけど、予想外の驚きをくれるのは白井君かもしれない。白井君が真ん中にいてくれるとバランスが良いというか安心感もあって、すごくやりやすいです。

【野津山】そうですね。なんだかんだいって白井さんに引っ張っていただいています。

――お二人から絶賛された白井さんですが、斉藤さん、野津山さんについてはいかがですか。

【白井】2人ともそれぞれ良さがあって、のづは何も恐れない度胸やフレッシュさ、勢いがある。壮馬はキャラクターのベースを保ちつつ合間で的確なツッコミやコメントをしてくれる。この3人だからこそ出せるカタチというものを存分に出せたのではと思います。

■キャラクターの“意外な顔”が垣間見えるアニメのシブヤ回

――テレビアニメ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rhyme Anima』の第5話では、かわいらしい乱数を幻太郎と帝統がイジったり見守ったり、といったシーンが印象的でした。演じてみてどのように感じられましたか。

【白井】幽霊を怖がっていたところは、「本気で怖がっているのですか?」と(アフレコ時に)聞いたら「本当に怖がっています」ということで、また乱数の新たな一面を見られたうれしさはありました。視聴者の皆さんからもたくさんの反響があったように、乱数に限らずアニメで新しい一面がいろいろ見られるのはいいことだなと思います。いっぱい叫んで大変だった部分もありますけど(笑)。楽しく収録させていただいた記憶がありますね。

――――キャラクター絡みのエピソードはバックボーンの広がりが感じられて、魅力がより深まっていきます。

【斉藤】シブヤは特にそうかなと思いますが、決まった1人がいつも話を動かしていくより、5話だったら幻太郎が幽霊探索に乗り気だったり、8話は帝統がいつものようにといったり、その回の中心人物によっても見え方が変わってくる。そういうPosseとしてマーブル模様になっているような複雑でポップな感じが5話もすごく出ていたなと感じます。帝統も乱数もタイプの違うかわいさがより感じられたので、そこは素敵だなと思いました。

【野津山】びっくりしたのは5話のオンエアがコロナなどの影響で収録時期がずれて、ハロウィーン当日になったこと。本来はそういう事態にならない方がいいけど、たまその日になったのは帝統の運が作用したのかな?

【白井】いつもは作用しないのに(笑)。

【野津山】いつも作用しない分、今回したのかもしれないですね。観てくださっているファンの方もハロウィーン当日にああいう話だったので、より楽しんでもらえたのでは。僕自身、監督から「狙ったわけじゃない」とうかがったので、自然と良い方向にいくというシブヤのミラクルな面白さみたいなものを感じました。

――なんというか巡り合わせのようなものがあったのですね。アニメを通して改めて感じたFling Posseの魅力は何でしょうか。

【野津山】シブヤは「美少女系」ですよね。乱数はかわいいし幻太郎も美しいし、帝統はちょっとセクシー。アニメになることによって魅力が倍増しました。乱数は動きが多いキャラクターで帝統は喜怒哀楽が激しく、それを涼しい顔でいなす幻太郎。ドラマトラックでも表現していましたけど、絵がつくことによって派手というかカラフルになり、ビジュアルを含めてシブヤらしさが出ていると思います。

【斉藤】どのキャラクターもみんなかわいいですけど、そのなかでシブヤが一番ポップで軽やかな印象があります。それでいてくせ者だし話もただ明るいだけではないという面も魅力的かと思います。各ディビジョンそれぞれ個性があるように、シブヤはリーダーが乱数ということもあって良い意味でノリが軽いのは大きな特長の一つなのかな。

【白井】シブヤは他ディビジョンがバチバチとシリアスになっているときでも、わりとゆるく軽めのノリでいる。それなのにちょっと闇を抱えていたり、つかず離れずの関係性だったりがシブヤっぽさでもあります。アニメはそれが凝縮されている部分もあり、意外と熱い一面をはじめいろんな顔を見られるディビジョンなのではと思います。

■深まった絆を武器に…2021年の快進撃を誓う

――今年3月に埼玉・メットライフドームで開催予定だったライブ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 5th LIVE@サイタマ《SIX SHOTS TO THE DOME》』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて中止、配信となりましたが、先日全6ディビジョンのキャストが総出演するライブを来年8月7日(土)、8日(日)に開催することが発表されました。まだ少し先ですが“リベンジ公演”が決まってのお気持ちは?

【白井】シブヤならではのカラフルな感じで派手にやりたいなというのはあります。やっぱり「Stella」でワイヤーアクションかな。あっ…でも壮馬が高所恐怖症だった(笑)。特撮みたくカラースモークで登場するのもいいかも。

【斉藤】地上からさみしげに2人を見つめています(笑)。

【野津山】いやいや、ラップですよ? 僕ら2人が飛び回っているのはおかしいでしょう。絶対にやるわけない(笑)。アニメは爆発など何かと派手なので、ライブでも歌った後にステージが爆発したような演出があれば、お客さんもより世界観に入り込んでいけると思いますが、どうですか?

【斉藤】プロジェクションマッピングだったらいけそう。手振りとかに合わせて音の塊(かたまり)が飛んでいくみたいな演出も良さそうだね。

【白井】相当練習しないといけないけど面白そう…、なんて夢は広がるけど、実際セットリストはもちろん、何をどうするかはまだ決まっていないけど、だからこそこれから作っていけるというのは楽しみですね。よりパワーアップしたものを皆さんにお届けできしたいと思います。

――いろんなアイデアが出ましたが当日、どのようなパフォーマンスや演出で魅了してくれるのか楽しみです。最後に2021年に向けてファンの方へメッセージをお願いします。

【野津山】僕はヒプノシスマイクがデビューで経験がまだまだなくて、今年は状況的にできないことがあり、すごく悔しい思いをしましたが、新しい楽曲も今後増えていくと思うので、より自分のベストを出して皆さんに楽しんでもらえるよう、そしてFling Posseの魅力を伝えられるように頑張っていきたい。引き続き応援のしてください。よろしくお願いいたします。

【斉藤】年末にFling Posseで集まって番組に出演できたことがありがたくうれしかったです。来年も状況がどうなるかはわかりませんが、すでにいくつかイベントも発表しているので、この3人でどんな景色が見られるのか、どんなものをお届けできるのか今から楽しみです。一つ一つイベントを共有するごとにどんどん絆も深まっていると思うので、さらにスケールアップしたFling Posseをお届けできるように頑張りたいです。

【白井】声優の我々3人もFling Posseのキャラクター3人の感じとそんなに遠くないのかなって思う部分が結構ありますので、番組ではそういうところを見て楽しんでいただきたいです。

今年は全大変な1年でしたが配信ライブやバラエティーもやらせていただき、Fling Posseの3人で締めくくることができたので、この勢いや絆を維持しつつさらに大きくして(来年2月)ヨコハマとのバトルに臨みたいなと思います。

この前、新たなCDの収録があったときに感じたのですが、「バトルに勝ちたい」という気持ちが改めて強く湧き上がってきました。今まであまり言ったことはありませんが、「Fling Posseのみんなを勝たせてあげたい」という気持ちが今すごく大きくなっています。我々3人も勝利を導けるように団結しつつも楽しくライブに臨みたいと思いますので、応援していただければと思います。

取材・文:遠藤政樹
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