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映画『鬼滅の刃』公開11週目で興収大幅アップの驚異 快進撃でブーム過熱続く

 10月16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の最新の興行収入が28日に発表され、初日から73日間で、観客動員2404万9907人、興行収入324億7889万5850円を記録した。公開11週目となる26・27日の興行成績も発表され、興行収入が2日間で約9億円(26日に5億5458万3650円、27日に3億5303万4550円)と、前週(10週目)の興収約3億9000万円と比べて倍以上伸びるなど、再び盛り上がっていることがわかる。なお、興行通信社調べによると、前週比は動員で204%、興収で232%という結果が発表された。

人気キャラクター・煉獄=『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の場面カット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

人気キャラクター・煉獄=『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の場面カット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 興収324億円を突破したことで、実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位の『千と千尋の神隠し』の316.8億円(興行通信社調べ)を抜き、歴代興収1位となった映画『鬼滅の刃』。首位交代は2001年11月以来、19年ぶりの快挙となった。公開59日間で興収300億円を超えており、300億円突破は国内史上最速と異常なスピードで興収を伸ばし続けている。

 週末の興収を見ると直近では、公開8週目の2日間で約6億5500万円(12月5日が3億1901万3550円、6日が3億3650万5700円)、9週目の2日間で約9億4000万円(12日が5億8840万8200円、13日が3億5100万3000円)、10週目の2日間で興収約3億9000万円(19日が1億8778万8050円、20日が2億0262万7400円)を記録している。

 その中で今回、公開11週目で興収約9億円を記録し、8週目と10週目の興収を超える結果になった。26日より来場御礼入場者特典第4弾「メモリアルボード」の配布、MX4D/4DXの上映がスタートしたことが、動員数を大きく伸ばした要因とみられる。

 また、興行通信社調べの「週末の映画動員ラインキング」の最新情報も28日に発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、2位にランクインした25日に公開されたばかりの『劇場版ポケットモンスター ココ』を抑えて、11週連続で1位を記録。公開から10週連続首位自体が、同社で全国ランキング発表を開始した2004年以来初の快挙となった。

 公開から11週、70日以上経過した今でも記録を更新し続ける同作だが、ネット上では「どこまで記録を伸ばすのか?」「興収400億行くかもな」などと前人未到の快進撃に引き続き注目が集まっている。

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  • 人気キャラクター・煉獄=『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の場面カット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の新キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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