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Snow Man、『滝沢歌舞伎』映像化ならではの試練 限界突破の“腹筋太鼓”にカメラが迫る

 人気グループ・Snow Manが、25日放送のフジテレビ系『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(深夜1:15※関東ローカル)に出演。『Snow Man デビュー1年目〜壁を越え、見えた景色〜』と題した今回、Episode2「〜To the limit〜」として圧巻の映像で話題を集めた映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』(公開中)の裏側にカメラが密着した。センター・ラウールによるソロダンスシーン、そして最大の見せ場のひとつ「腹筋太鼓」の撮影で見えたメンバーの奮闘に迫る。

25日放送『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(C)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会

25日放送『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(C)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会

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 今年1月に念願のデビューを果たし、発売したシングルは2作連続でミリオンセラーという驚異的な記録を達成。大きな期待とともに、万事順調に進むかのように思えたデビューイヤーだが新型コロナウイルスの影響で、夏に予定していた舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2020』の公演が中止に。今作は、昨年デビュー前のSnow Manが主演に抜てきされた舞台。公演を楽しみにしていたファンのため、舞台と映像を融合させた新しいエンターテインメント映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が始動することとなった。

 7月某日、公演が行われるはずだった東京・新橋演舞場では、グループ最年少で現役高校生のラウールによる、創作ダンスのシーンの撮影が進められていた。ラウールは小学生の時、ダンスの世界大会で準優勝した実力の持ち主。昨年15歳でSnow Manのセンターとなった。撮影では、失くした恋を歌った曲「Maybe」にのせて、ソロパートをアドリブで踊ることになっていた。最も思いが乗るサビの部分、ラウールは感情を爆発させ、圧巻のダンスですごみを見せた。

 本来ならば編集でカットをつなげるため、何度も同じ動きをしなくてはいけないが、その表現を繰り返すことはできなかった。監督は「(編集の)つながりを考えなくていいです。一発にかけましょう」と撮影プランを変更。踊っている時に抱いていたイメージを聞かれたラウールは「架空の女の人、一番好きな女の人を思い描いていました。その人に恋したくてもできない。なんでだろう」と話す。そして「年齢ってひとつの肩書というだけ。表現したいことを表現して喜んでもらえるようにただ頑張る」と前を見据えた

 そして名物「腹筋太鼓」も本番を迎えた。上半身裸で、腹筋で体を支え続けながら太鼓を打つ、高い身体性をもってもなおギリギリまで追い込まれる演目だ。さらに舞台と違い、映画撮影では何度もテイクを重ねなければならない。バチを強く握りしめ打ち続けるメンバーの指の皮は剥げ、強い痛みが走る。それでも懸命にたたき続ける。映像化ならではの過酷な試練に、9人は限界まで力を振りしぼり挑んだ。

 『滝沢歌舞伎』について聞かれた渡辺翔太は「学校みたいなもの。パフォーマンス面での成長も滝沢歌舞伎だと思いますし、人としての部分も、全部いっぺんに学べる場所」とその大切さを身を以て感じていた。昨年、グループが大きく飛躍するきっかけとなったこの作品。さらに鍛錬を積み、実力を磨いてきた9人が魅せるパフォーマンスとは。舞台と映像の融合という新たな表現を目指し突き進むSnow Manの心血を注いだ日々がここに刻まれている。

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