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『鬼滅の刃』Yahoo!検索大賞「部門賞」2冠達成 アニメ、映画のほか声優・花江夏樹も受賞

 2020年に「Yahoo!」での検索数が前年に比べ最も上昇した人物・作品・製品などを表彰するアワード『Yahoo!検索大賞2020』が9日、発表された。アニメ部門賞に『鬼滅の刃』(テレビアニメ)、映画部門賞に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、声優部門賞に花江夏樹が選ばれ、『鬼滅の刃』作品で2部門、関連(声優部門賞)を含めると3部門受賞した。なお、アニメ部門賞の受賞は2年連続となる。

テレビアニメ『鬼滅の刃』のキービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画が原作で、コミックス累計1億2000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために旅に出るストーリー。

 昨年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる劇場版が10月16日より公開中で、興行収入が288億円(6日現在)を突破する大ヒットとなっており、歴代の興行収入ランキング1位に輝いている『千と千尋の神隠し』の308億円(興行通信社調べ)に迫っている。

 原作漫画含め、昨年から勢いが続いている『鬼滅の刃』だが、アニメの検索が上昇した理由について「今春から数々の動画配信サービスで本作の配信がスタート。5月には『週刊少年ジャンプ』で原作漫画が完結を迎え大きな話題に。さらに10月の劇場版公開にあわせてテレビではアニメ特別編集版を放送。アニメ部門賞を受賞した昨年以上に検索数が上昇しました」、劇場版の検索が急上昇した理由は「10月に劇場で公開されると10日間で興行収入100億円突破し、11月15日には興行収入233億円を記録。上映館や上映時間、グッズ、声優などを調べる検索が急増。その後も高い検索数をキープしました」と報告された。

 そんな人気作で主人公・炭治郎役を務めているのが1991年6月26日生まれ、神奈川県出身の花江夏樹。2011年に声優デビューし、2013年に『凪のあすから』先島光役で主演を務めて以来、『東京喰種 トーキョーグール』金木研役、『四月は君の嘘』有馬公生役など、多くの人気作品で主演を務めてきた。2014年度の声優アワードでは新人男優賞、2016年度にはパーソナリティ賞、2019年度には主演男優賞を受賞し実力も評価されている。

 検索が急上昇した理由は「アニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎役をはじめ、数々の話題作に出演している人気声優。登録者数約180万人のYouTubeチャンネルも人気。9月には双子の父になったことを発表、子供向け番組『おはスタ』のMC卒業も話題になりました」と分析。

 今回の受賞に花江は「多くの方に検索していただいた結果、このような賞に繋がったと思っています。まだ僕のことを知らないよ、という方々にも、知っていただく機会がより多く増えたことがすごくうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。なお、今年の『Yahoo!検索大賞2020』の大賞は俳優・佐藤健が受賞した。

関連写真

  • テレビアニメ『鬼滅の刃』のキービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のキービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
  • 花江夏樹

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