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舞台『幽白』開幕、戸愚呂兄弟の“肩乗り”再現 幽助たちとバトルも

 人気漫画『幽☆遊☆白書』(以下、幽白)の『舞台「幽☆遊☆白書」其の弐』が5日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕した。ファン待望の舞台続編がスタートし、主演・浦飯幽助役の崎山つばさは「新しいキャラクターも続々と出てきますので、戦闘シーンや表情などを見ていただけたらなと思います」と呼びかけた。

戸愚呂兄弟の“肩乗り”を再現=『舞台「幽☆遊☆白書」其の弐』の模様

戸愚呂兄弟の“肩乗り”を再現=『舞台「幽☆遊☆白書」其の弐』の模様

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 『幽白』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1990から94年にかけて連載され、同誌の黄金時代を支えた名作。主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描いた冒険活劇で、幽助が死亡するところから始まり、生き返ると霊界探偵として活動し、戸愚呂など数多くの妖怪たちと死闘を繰り広げていくストーリー。

 舞台化は2017年にアニメ化25周年を迎えた記念の一環として企画されたもので、昨年8月に作品として初の舞台上演、今回の続編は原作漫画“霊界探偵編”の四聖獣や戸愚呂兄弟たちとの激闘を描く。メインキャストは続投で、主演・浦飯幽助役を崎山つばさ、桑原和真役を郷本直也、蔵馬役を鈴木拡樹、飛影役を橋本祥平、コエンマ役を荒木宏文が務め、新キャラクターの朱雀役を木津つばさ、戸愚呂弟を片山浩憲、戸愚呂兄を中河内雅貴が担当する。

 見どころのひとつである舞台上でのバトルシーンは、幽助の霊力など各キャラクターの必殺技をプロジェクションマッピングや黒子を使い再現。朱雀が7人に分裂する“暗黒妖籠陣”や“六獄暗黒雷光波”は「どのように再現するのか?」と注目が集まっていたが、プロジェクションマッピングを使い分裂し幽助とバトルを繰り広げた。

 今回の舞台でファンが一番注目しているのは、戸愚呂兄弟の演出。戸愚呂兄は背が低く、弟は大きいこともあって、原作では兄が弟の片肩に乗っているシーンが印象的に描かれている。今回、兄を174センチの中河内雅貴が演じ、弟は183センチの片山浩憲が務めるため、背の高低はあるが、「子役じゃないし、さすがに肩に乗せるのは無理だろう」「肩に乗れないと思うんだけど」とファンは考察。

しかし、舞台の階段セットがあるステージで、後半に戸愚呂兄弟が登場するシーンでは、片山の肩に中河内が乗るという、不可能とされていた“肩乗り”を再現。客席からも違和感なく戸愚呂兄弟の“肩乗り姿”を見ることができた。

 また、戸愚呂兄は身体を自由自在に変形させる『武態』という能力を持ち、爪や指を伸ばすなど片腕を武器に変形させることが可能。弟も相手の力量に応じて筋肉量をコントロールし、80%、100%と見た目が変化する。原作では兄が能力で変身した剣と盾を弟が使用し幽助たちと対峙しており、こちらも「兄者は変形するのか?」「体はどう再現するのか?」とファンは注目。舞台では体の大きな変化はなかったが、中河内が片山に抱き付き“組体操”のような形で幽助たちの攻撃を防ぐなど、体全体を動かして原作のイメージに近づけていた。

 舞台の東京公演は15日までステラボール、大阪公演は18日〜20日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、京都公演は23〜30日に京都劇場で上演される。

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