俳優の山田孝之が11日、子役や俳優を目指す子どもたちを対象にした「ACT芸能進学校」のオンラインワークショップに特別講師として登場。「子供の個性を活かす役作りを親子で探究する」と題し、代表で生徒・保護者4組の演技を直接“演出”した。
今回「親子参加」にした理由として山田は、「恥ずかしさをいかに無くすか」へのチャレンジだと話す。「お芝居する上で、架空のキャラクターを作って、信じ込んで演じるということや、人に見られているということには、恥ずかしさが付き物です。親とお芝居のことを話し、キャラクターを作ってちょっと演じる時間が出来れば、恥が無くなって、他の人とも芝居がやりやすくなる近道になるのではないかって」と狙いを明かした。
演技指導を受ける4組は、1人芝居の台本やエチュード(即興芝居)の基礎を学んだ生徒たちから選抜され、その場で台本を見て即興芝居を実施。そこに山田氏は、それぞれの生徒と親の関係性を感じとったり、生徒自身の日常生活に寄り添ったりと、1組ずつ20分ほどの時間をかけて、丁寧に演出を重ねた。
即興の台本は、親子で「先生と生徒」を演じるというもの。一番手、父親と参加し恥ずかしそうな様子のゆづきさん(11)には「先生のことが大嫌いだと思って話をしてみよう」、母親と参加したゆいさん(11)には「先生の言葉が気になって、目をみているところが良かった」など、親子それぞれの関係性などを観察しながらアドバイスしていった。
Q&Aでは、子供ならではの真っ直ぐな質問が続々。「アドリブが上手くなるには?」 に対しては、「僕もアドリブは全然きかないんですよね」としつつも「ただ、しっかりと役になって、本番のカメラの前に立っていれば、何を言われてもそのキャラクターの受け答えが出てくるので、それが結果的にアドリブになります。役を愛して、役を信じる」と語りかけた。
また、「オーディションに受かるコツは?」と多くの生徒が気になる質問を投げかけられると、「…コツなんかないんです(笑)。台本に書かれた人が『来る』のを待っているので、落ちたとしても、たまたま合わなかっただけ。その上でコツというと、自分らしさ、本当の人間性を出してほしいと思います」と金言。さらに「緊張するのは自信が足りないから、練習あるのみ」、「とにかく台本をよむ、ト書きにヒントがある」との言葉に、生徒たちも勇気づけられていた。
ワークショップを終えた山田は「すごく楽しかったです。楽しかったし、伝えること、教えることの難しさを痛感しましたね。自分は教えたことが無いですし、あんまり教わってもないんですよね。お芝居もそうですし、小学校3年生くらいの時から先生の話も聞いてないから…。お芝居って難しく考えちゃうんだけど、役を作ることっていうのは、悩むけど楽しいことなんだっていうことを伝えたかったですね」と充実したひと時を振り返っていた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
今回「親子参加」にした理由として山田は、「恥ずかしさをいかに無くすか」へのチャレンジだと話す。「お芝居する上で、架空のキャラクターを作って、信じ込んで演じるということや、人に見られているということには、恥ずかしさが付き物です。親とお芝居のことを話し、キャラクターを作ってちょっと演じる時間が出来れば、恥が無くなって、他の人とも芝居がやりやすくなる近道になるのではないかって」と狙いを明かした。
演技指導を受ける4組は、1人芝居の台本やエチュード(即興芝居)の基礎を学んだ生徒たちから選抜され、その場で台本を見て即興芝居を実施。そこに山田氏は、それぞれの生徒と親の関係性を感じとったり、生徒自身の日常生活に寄り添ったりと、1組ずつ20分ほどの時間をかけて、丁寧に演出を重ねた。
即興の台本は、親子で「先生と生徒」を演じるというもの。一番手、父親と参加し恥ずかしそうな様子のゆづきさん(11)には「先生のことが大嫌いだと思って話をしてみよう」、母親と参加したゆいさん(11)には「先生の言葉が気になって、目をみているところが良かった」など、親子それぞれの関係性などを観察しながらアドバイスしていった。
Q&Aでは、子供ならではの真っ直ぐな質問が続々。「アドリブが上手くなるには?」 に対しては、「僕もアドリブは全然きかないんですよね」としつつも「ただ、しっかりと役になって、本番のカメラの前に立っていれば、何を言われてもそのキャラクターの受け答えが出てくるので、それが結果的にアドリブになります。役を愛して、役を信じる」と語りかけた。
また、「オーディションに受かるコツは?」と多くの生徒が気になる質問を投げかけられると、「…コツなんかないんです(笑)。台本に書かれた人が『来る』のを待っているので、落ちたとしても、たまたま合わなかっただけ。その上でコツというと、自分らしさ、本当の人間性を出してほしいと思います」と金言。さらに「緊張するのは自信が足りないから、練習あるのみ」、「とにかく台本をよむ、ト書きにヒントがある」との言葉に、生徒たちも勇気づけられていた。
ワークショップを終えた山田は「すごく楽しかったです。楽しかったし、伝えること、教えることの難しさを痛感しましたね。自分は教えたことが無いですし、あんまり教わってもないんですよね。お芝居もそうですし、小学校3年生くらいの時から先生の話も聞いてないから…。お芝居って難しく考えちゃうんだけど、役を作ることっていうのは、悩むけど楽しいことなんだっていうことを伝えたかったですね」と充実したひと時を振り返っていた。
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2020/11/12