11月10日に1st写真集『光の角度』(幻冬舎)を発売した人気アイドルグループ・乃木坂46の鈴木絢音。南国の島・タヒチのタヒチ島とモーレア島で撮影され、自身で点数をつけるなら「100点だと思います」と照れながらも力を込める本作について話を聞いた。
今作は画家のゴーギャンも愛した自然豊かな南国の島・タヒチのタヒチ島とモーレア島でロケを行い、写真家の新津保建秀氏が撮影を担当。本作で初披露となる水着姿や初々しさや恥じらいを感じさせる下着姿、テラスで本を読む横顔など魅力的なカットが多数収められ、21歳のリアルを閉じ込めた、物語性ある一冊に仕上がっている。
初の写真集に臨むにあたり、基本的には“おまかせ”を貫いたそうだが、唯一、自分が希望したのがカメラマン。信頼する新津保氏について、「以前、一度撮っていただいた時、すてきに撮っていただいたのでお願いしたいなと思いました。今回の撮影はそこだけ私の意思が入っていて、あとはカメラマンさんやスタッフさんにおまかせ、という形でした。撮影はもちろん、合間に本のお話などもいろいろできて、すごく楽しかったです」とリラックスした雰囲気を作ってくれたと明かす。
一番のお気に入りカットを聞くと、少し迷いながらも「掲載されている写真は全部好きですけど、やっぱり表紙が一番です」と感慨深そうに語った。しっかり決めて撮ったようにみえるが、実は休憩中に撮った不意の一枚だそう。
「このお洋服での撮影は髪を下ろしていたのですが、とても暑かったので、休憩中はメイクさんが髪をさっと上げてくださったんです。それがこのカットなので、実はお団子ヘアーとしてまとまっているわけでもなくて。その分、自然なカットになっていると思います」と、意識しないからこそナチュラルな鈴木の魅力が最も引き出されたカットが撮れた。お決まりの質問だが、写真集の“点数”を聞くと「100点だと思います」と出来栄えに充実感をのぞかせた。
ソロ写真集という新境地に踏み出した一方、乃木坂46は先月、絶対的エースとしてグループをけん引してきた白石麻衣も卒業し新たな局面を迎えている。2期生の先輩として、ゆくゆくはグループを引っ張る存在に…と水を向けると「いやいやいや…。乃木坂も後輩が増えてきていますが、私は歌やダンスといったアイドルとしてのパフォーマンスが平均点以下だと思っていて、そういう部分を後輩に教えられる人ではありません」と謙そんしてみせた。
しかし、「だからこそ外に出て活動して、乃木坂のことを知ってもらったり、ご一緒させていただいた方に、乃木坂メンバーとなら『また仕事をしてもいい』と思っていただいたり、そうやって後輩につなげていくことができたらいいなと思っています」と、自分だからできる活動でグループや後進に還元しようと努める意志も強い。
最後にファンへのメッセージをお願いすると、「これまでも感謝の気持ちは言葉にして伝えてきたけれど、また改めて(写真集など)こういった形でもお伝えできたらなと考えていたので。写真集は『出してほしい』という声もいただいていたから、こうして出せることが本当にうれしいし、ひとつ“ファン孝行”ができたのかなと思います!」と達成感とともに顔をほころばせていた。
取材・文:遠藤政樹
撮影:KOBA
今作は画家のゴーギャンも愛した自然豊かな南国の島・タヒチのタヒチ島とモーレア島でロケを行い、写真家の新津保建秀氏が撮影を担当。本作で初披露となる水着姿や初々しさや恥じらいを感じさせる下着姿、テラスで本を読む横顔など魅力的なカットが多数収められ、21歳のリアルを閉じ込めた、物語性ある一冊に仕上がっている。
初の写真集に臨むにあたり、基本的には“おまかせ”を貫いたそうだが、唯一、自分が希望したのがカメラマン。信頼する新津保氏について、「以前、一度撮っていただいた時、すてきに撮っていただいたのでお願いしたいなと思いました。今回の撮影はそこだけ私の意思が入っていて、あとはカメラマンさんやスタッフさんにおまかせ、という形でした。撮影はもちろん、合間に本のお話などもいろいろできて、すごく楽しかったです」とリラックスした雰囲気を作ってくれたと明かす。
一番のお気に入りカットを聞くと、少し迷いながらも「掲載されている写真は全部好きですけど、やっぱり表紙が一番です」と感慨深そうに語った。しっかり決めて撮ったようにみえるが、実は休憩中に撮った不意の一枚だそう。
「このお洋服での撮影は髪を下ろしていたのですが、とても暑かったので、休憩中はメイクさんが髪をさっと上げてくださったんです。それがこのカットなので、実はお団子ヘアーとしてまとまっているわけでもなくて。その分、自然なカットになっていると思います」と、意識しないからこそナチュラルな鈴木の魅力が最も引き出されたカットが撮れた。お決まりの質問だが、写真集の“点数”を聞くと「100点だと思います」と出来栄えに充実感をのぞかせた。
ソロ写真集という新境地に踏み出した一方、乃木坂46は先月、絶対的エースとしてグループをけん引してきた白石麻衣も卒業し新たな局面を迎えている。2期生の先輩として、ゆくゆくはグループを引っ張る存在に…と水を向けると「いやいやいや…。乃木坂も後輩が増えてきていますが、私は歌やダンスといったアイドルとしてのパフォーマンスが平均点以下だと思っていて、そういう部分を後輩に教えられる人ではありません」と謙そんしてみせた。
しかし、「だからこそ外に出て活動して、乃木坂のことを知ってもらったり、ご一緒させていただいた方に、乃木坂メンバーとなら『また仕事をしてもいい』と思っていただいたり、そうやって後輩につなげていくことができたらいいなと思っています」と、自分だからできる活動でグループや後進に還元しようと努める意志も強い。
最後にファンへのメッセージをお願いすると、「これまでも感謝の気持ちは言葉にして伝えてきたけれど、また改めて(写真集など)こういった形でもお伝えできたらなと考えていたので。写真集は『出してほしい』という声もいただいていたから、こうして出せることが本当にうれしいし、ひとつ“ファン孝行”ができたのかなと思います!」と達成感とともに顔をほころばせていた。
取材・文:遠藤政樹
撮影:KOBA
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2020/11/10