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漫画『セスタス』23年の時を経てTVアニメ化、来年4月放送開始

 1997年に『ヤングアニマル』(白泉社)にて連載がスタートし、23年経つ現在も物語が続いている漫画『拳闘暗黒伝/拳奴死闘伝セスタス』が、テレビアニメ化されることが決定した。タイトルは『セスタス -The Roman Fighter- (ザ・ローマン・ファイター)』として、2021年4月よりフジテレビのアニメ枠「+Ultra」で放送される。

「セスタス -The Roman Fighter-」ティザービジュアル (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会

「セスタス -The Roman Fighter-」ティザービジュアル (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会

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 『拳闘暗黒伝セスタス』は1997年から2009年3月まで『ヤングアニマル』で連載、その第2部として『拳奴死闘伝セスタス』の連載をスタートし、掲載誌を変えながら現在、2018年より漫画アプリ『マンガPark』で物語が続いているロングセラー作品。

 古代ローマを舞台に、過酷な運命に苦悩しながら自由を求め這い上がっていく、一人の少年奴隷・セスタスの成長物語で、拳ひとつで闘う拳闘奴隷たちの熱いバトルを繰り広げていくストーリー。時代背景や文化など史実に基づいた世界観の中、人物一人ひとりの心理描写を丁寧に描いた大河ドラマとなっている。

 アニメのバトルシーンは、元プロボクサー(第38代OPBF東洋太平洋ウェルター級王者/現ボクシング解説者)・亀海喜寛氏を「格闘シーンアドバイザー」に迎え、本格的な監修のもとモーションキャプチャーで撮影を行い、拳の軌道や息づかいなど体の使い方をリアルに写し、実際の試合さながらの緊迫感を表現する。

 アニメ化の発表とあわせて、同作のティザービジュアルが公開。手枷と首輪をつけられたセスタスが、地下牢のような薄暗い場所に差し込む光に目を向け、強く自由を求める表情が描かれている。ティザーPVでは、闘技場の門が開き、闘いに行く覚悟を決めたセスタスの、熱いバトルが始まる気迫あふれる内容になっている。

 メインスタッフは、『絶対無敵ライジンオー』『元気爆発ガンバルガー』で監督、『ひぐらしのなく頃に』シリーズでシリーズ構成を担当した川瀬敏文氏が総監督を担当。『銀魂』、『TIGER & BUNNY』など人気作品を手掛けるバンダイナムコピクチャーズ(レーベル名「BN Pictures」)がアニメーション制作を行い、ローマの世界観や迫力あるバトルシーンを描く。また、過酷な運命の中で苦悩・葛藤する心優しき少年セスタス役を、若手声優・峯田大夢が務める。

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  • 「セスタス -The Roman Fighter-」ティザービジュアル (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会
  • 「セスタス -The Roman Fighter-」場面カット (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会
  • 「セスタス -The Roman Fighter-」場面カット (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会
  • 「セスタス -The Roman Fighter-」場面カット (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会
  • 「セスタス -The Roman Fighter-」場面カット (C)技来静也, 白泉社/セスタス製作委員会

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