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アニメ映画のヒットで劇場に活気、明るい話題続く 鬼滅の刃やヴァイオレット好調、エヴァの公開も

 アニメ映画の明るいニュースが続いている。16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の初日から3日間(18日まで)の興行収入が46億2311万7450円、動員数342万493人を記録、9月18日に公開された京都アニメーション制作のアニメ映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も、動員101万8410人、興収14億5417万500円を記録したことが19日、わかった。明るい話題に映画関係者も「劇場が賑わっていて、うれしい限りです。いろんな作品を見るきっかけになれば」と劇場の活気を喜んでいる。

大ヒットの劇場版『鬼滅の刃』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(画像は入場者特典) (C)ORICON NewS inc.

大ヒットの劇場版『鬼滅の刃』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(画像は入場者特典) (C)ORICON NewS inc.

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 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、人気アニメの劇場版ということもあって全国403館での公開スタート。各劇場とも一日の上映回数が多く、その中でもTOHOシネマズ新宿(東京)は公開初日の16日に全12スクリーンのうち11スクリーンで上映、42回の異例の上映スケジュールが組まれて話題に。公開初日は午前6時オープンで早朝から多くの人が並び、上映前にグッズ購入するなど劇場は賑わっていた。

 そして、16日の興行成績は平日における日本国内で公開された映画の興行収入・動員の歴代1位、また、17日・18日も同じく、土日における日本国内で公開された映画の興行収入・動員歴代1位を記録。公開から3日間の内訳は、16日は動員91万507人で興行収入12億6872万4700円、17日は動員127万234人で興収17億172万3350円、18日が123万9752人で興収16億5266万9400円と驚異的なスタートを切った。

 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も十分な数字だ。「泣ける」と話題の作品で、劇場鑑賞したファンからは「始まってすぐに泣いたわ」「相手に気持ちを伝える大切さを痛感した」など観客からの作品評価が高く、週末ランキングでは153館での公開で5週連続トップ5にランクイン。関係者によると、客層としては20〜30代の大学生などが多く見られる一方で、上は60代くらいまで支持されているという。23日より描き下ろしクリアファイルの追加入場者プレゼントの配布が決定するなど、再び劇場に足を運ぶファンも多そうだ。

 両作品とも公開前から注目されており無事に公開されたが、今後のアニメ映画にはまだ注目作品の上映が控えている。中国のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』日本語吹き替え版が11月7日に公開されるが、こちらは、中国国内での興行収入は3.15億人民元(約48億円)を記録した作品。さらに、ファン待望となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の4作目『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、来年1月23日に公開されることが先日発表された。

 また、『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』が今月31日に公開『劇場版ポケットモンスター ココ』も12月25日に公開されるなど、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた作品が公開を控えており、しばらくの間、幅広い年齢の人が劇場に足を運びそうだ。

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  • 大ヒットの劇場版『鬼滅の刃』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(画像は入場者特典) (C)ORICON NewS inc.
  • 『鬼滅の刃』のコラボ商品 (C)ORICON NewS inc.

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