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漫画『カッコウの許嫁』売上好調 講談社史上最速で10刷り達成 書店員も注目の作品

 『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の漫画『カッコウの許嫁』のコミックスの売上が好調で、講談社史上最速で10刷りされたことが20日、わかった。コミックス販売の担当部署によると、9月に発売した第3巻は1秒間に2冊売れ、1巻の約3倍(305%)、2巻の約1.5倍(143%)売れていると説明。マガジンの栗田宏俊編集長は「カッコウだけに、まさに飛ぶように売れていて大満足の結果です!」と喜んでいる。

『カッコウの許嫁』コミックス第4巻のカバーイラスト

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 5月15日に発売されたコミックス第1巻は、各書店で売り切れが続出し、講談社史上初となる4週連続で重版になるなど話題続きの『カッコウの許嫁』。コミック販売部という立場から人気を分析すると担当者は「とにかく発売日の盛り上がりが非常に高い作品です。読者のみなさまの熱量もさることながら『店頭で大きく展開したい』とのお声を非常に多くいただいており、書店員のみなさまの期待度の高さも日々感じております」と明かした。

 栗田編集長は作品の見どころとして「暗いはずの設定を楽しく描いているところ。キャラが全員前向きに、全力で生きている感じがすごく今っぽくて時代にあっているんじゃないかなと。女の子もとてもイキイキ動いていますよね」と分析。

 続けて作品に期待することは「編集長としては…そりゃ初版100万部とか!(笑)でも『五等分の花嫁』ぐらい売れてくれたら最高ですね。そして全14巻と短めの『五等分』よりは長く続いてほしい! 吉河先生、頼みます!」と思いを伝えた。

 また、人気作品ということでアニメ化に注目が集まるが、ライツ事業部の担当者は「さまざまなポテンシャルを秘めた作品だと感じます。ベストなカタチで映像化を成立させられるように営業していきたいと思います!」と意気込んでいる。

 今年1月より連載がスタートした同作は、赤ちゃんのころに取り違えられ、今は名門私立に通う高校2年の主人公・海野凪が、ある日、これから許嫁に会いにいくという超お嬢様女子高生・天野エリカと偶然の出会いから始まる人生交錯ラブコメディー。彼氏のフリをしてくれと半ば強引に頼まれてしまうが、エリカは凪と取り違えられた子どもで、凪はエリカの許嫁相手だということを2人は知る由もなかった…。コミックス第4巻は11月17日に発売され、カバーイラストが公開された。

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