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藤井聡太棋聖の快挙を『りゅうおうのおしごと!』作者も称賛「現実がラノベ作家に過酷すぎる」

 将棋の藤井聡太棋聖(18)が20日、木村一基王位(47)との『第61期王位戦』に勝利し、史上最年少で二冠を達成。この快挙に、人気ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』の作者・白鳥士郎氏がツイッターを更新。「藤井聡太という現実がラノベ作家に過酷すぎる」と独特の表現でたたえた。

藤井聡太七段 (C)ORICON NewS inc.

藤井聡太七段 (C)ORICON NewS inc.

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 本作は、『のうりん』などを手がけた白鳥氏の人気作品で、16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一のもとに押しかけてきた、小学生の雛鶴あいとの将棋ストーリー。2015年に1巻が刊行され、現在は13巻まで発売されている。18年1月からはテレビアニメも放送された。

 白鳥氏は「『りゅうおうのおしごと!』が文庫本13冊・足掛け5年の歳月を費やしてようやくたどり着いた二冠目に「挑戦」という激アツな展開を、こともあろうに棋聖獲得からわずか35日で史上最年少二冠「獲得」まで到達してしまった藤井聡太という現実がラノベ作家に過酷すぎる」と現実がフィクションを上回ったことを実感。

 そして「俺の書き続けてきた5年間は、藤井聡太という物語の35日分でしかないんだなぁ…」と続け「けど、すごい時代に将棋を題材にした話を書けて、とても幸運だと思います。どれだけ大胆に筆を進めても、きっと藤井二冠がそれを追い越してくれますから。現実に負けないよう、もっと面白い話を書くぞ!!!」と藤井棋聖に刺激を受けながら、さらなる創作意欲を語っている。

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