• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

渡哲也さん追悼『徹子の部屋』特別版放送 計7回の出演から実直な素顔を振り返る

 8月10日死去した俳優の渡哲也(本名:渡瀬道彦)さんを偲んで、テレビ朝日では16日に『徹子の部屋特別編 渡哲也さん緊急追悼』(後1:55〜3:20※一部地域を除く)を放送することが決定した。

『徹子の部屋特別編 渡哲也さん緊急追悼』16日に放送(C)テレビ朝日

『徹子の部屋特別編 渡哲也さん緊急追悼』16日に放送(C)テレビ朝日

写真ページを見る

 渡さんは同番組初期から、人生の節目に計7回出演。今回は黒柳徹子の追悼コメントと共に、貴重な映像で実直な素顔を振り返る。

 渡さんの初登場は今から41年前、主演ドラマ『西部警察』放送開始直前の1979年10月。当時37歳の渡さんは、自らの俳優人生のスタートとなった、憧れの存在・石原裕次郎さんにはじめて会った日の“忘れられない出来事”を黒柳に語る。

 その裕次郎さんが逝って4年後の1991年、石原プロモーションの社長となった渡さんは2度目の出演を果たすが、なぜか「ひとりじゃ怖い」と、自らのことを“親方”と慕う舘ひろしを伴って黒柳と再会。あまりにもスターすぎた、裕次郎さん。そんな裕次郎さんの後を継ぐ上での切ない思いを明かす一方、後輩の舘からは男気あふれるイメージとかけ離れたかわいい素顔を暴露され、赤面する場面も…。

 そして、この2度目の出演直後に渡さんは直腸がんであることを公表し、病との闘いの日々が始まる。95年の出演時には、実父と同じ直腸がんになったときの思いや、人工肛門をつけると知らされたときの心境、そしてその後の気持ちの変化についても真摯に打ち明けた。

 ほかにも、ヤンチャすぎて修学旅行に連れて行ってもらえなかった青春時代の話、優等生だった弟・渡瀬恒彦さんと比べられた日々、そんな自分が改心するきっかけとなった“父の手紙”なども披露。渡さんの心を動かした、父からの一言とは。

 ケガや病気と闘いながらも、スター俳優として輝き続けた渡哲也さん。黒柳が最も印象に残っているのは、2008年、66歳での出演。裕次郎さんの最期について語る渡さんだった。裕次郎さんへのがん告知について苦悩したことを振り返り、“告知しなかったこと”が正しかったかどうかわからないと話した渡さん。自らもがんと闘病する中で、声を詰まらせながら思いを打ち明ける渡さんが、『徹子の部屋』での最後の姿となった。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索