2020年上半期、新型コロナウイルスの感染拡大でエンターテインメント業界にも大きな逆風が吹き荒れている。ステイホームが呼びかけられ、人と人の距離をとるソーシャルディスタンシングが求められ、そうした新しい生活様式の中で、芸能人のYou Tuber化が進み、SNSからヒットが生まれている。そして、コロナとは直接関係ないが、大手芸能プロダクションの“看板級”タレントの退所・独立も相次いだ。デジタルやソーシャルを利用して、個人の力でも勝負ができるようになった今、スターの生まれ方にも変化がみられる。今後のエンタメ界はどうなっていくのか。放送作家の鈴木おさむ氏、コンテンツプロデューサーの矢嶋健二氏(ツインプラネット社長)に話を聞いた。■圧倒的スターが生まれにくい時代は加速する
2020/07/31