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住野よる&THE BACK HORNがコラボ作 史上初の試み「無限の可能性が広がってくれたら」

 累計300万部突破の『君の膵臓をたべたい』の著者・住野よる氏と、ロックバンド・THE BACK HORNによる、異色のコラボレーション小説『この気持ちもいつか忘れる』(新潮社)が完成。「THE BACK HORNの楽曲を聴きながら、作品世界に浸ってほしい」という住野氏の熱い思いから、まず9月16日にTHE BACK HORNの5曲入りCDがついた『この気持ちもいつか忘れる CD付・先行限定版』を発売し、本文のみでCDなしの書籍と配信音源は1ヶ月遅れでリリースされる。

住野よる氏とTHE BACK HORNによる、異色のコラボレーション小説『この気持ちもいつか忘れる』(新潮社)が完成

住野よる氏とTHE BACK HORNによる、異色のコラボレーション小説『この気持ちもいつか忘れる』(新潮社)が完成

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 作品の構想段階から打ち合わせを重ね、創作の過程も共有し、双方向に影響を与え合うことで生み出された今作。小説家とミュージシャンが作品制作の段階から互いに影響し合い、1冊の本として刊行するのは出版・音楽界史上初の試みとなる。作品の主人公は、平凡な日常に飽き飽きとして生きる高校生のカヤ。16歳の誕生日を迎えた直後、深夜のバス停で出会ったのは爪と目しか見えない、異世界の少女だった。真夜中の邂逅(かいこう)を重ねるうち、互いの世界に不思議なシンクロがあることに気づき、2人は実験を始める。

 この発表に先がけて、小説のテーマ曲ともいえる今作の収録楽曲「ハナレバナレ」が先行配信中となっている。

■住野よる
敬愛するバンドTHE BACK HORNとともに、小説と音楽の境界線をこえようとした新作が刊行されます。小説と音楽で完成する作品です。2つの異なる文化が折り重なり、どうかあなたの心を穿(うが)ちますよう願っています。

■THE BACK HORN
住野よるさんとTHE BACK HORN。お互いをリスペクトし、刺激し合い、想像し合い、共鳴して生まれた渾身の作品です。2つの表現にそれぞれの楽しみ方がありながら、両方を行き来し、個々に芽生えた感情が混ざり合う時、皆さんの心にどんな新しい景色が描かれるかとても楽しみです。そして、それが少しでも皆さんの日常を照らし出すものでありますよう願っています。小説と音楽の無限の可能性が広がってくれたらうれしいです。

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