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『ハイキュー!!』完結、連載8年半に幕 バレーを身近に…称える声

 人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』が、20日発売の連載誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)33・34号合併号で最終回(第402話)を迎えた。表紙には「ピリオド!」と書かれており、8年半の歴史に幕を下ろした。センターカラー28ページのボリュームで最終話が掲載されている。

漫画『ハイキュー!!』コミックス第1巻

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 ネット上は「寂しくてまだまだ終わらないでという気持ちもあります」「とても良い作品なので終わるのが惜しい」「友情努力勝利をしっかり表現してた熱い漫画だったな」と最終回を惜しむ声が。また、「本当に面白い漫画でした。息子も影響されて、バレーを始めて、中高と良い仲間を作る事が出来て、素晴らしい思い出も作る事が出来ました」「バレーボール未経験ですが、ドはまりして何度も何度も泣きながら読みました」「『スラムダンク』でバスケを知ったように、『ハイキュー!!』でバレーボールを知ることができた」「各地中学校の男子バレー部が幾分増えたと聞いたけど、この漫画の功績もあるのでしょうね」などと、バレーボールを身近にさせたことを称える声もあがっている。

 2012年2月より連載がスタートした同作は、高校バレーを題材にし、宮城県を舞台に県立烏野高校バレーボール部に所属する主人公・日向翔陽が、かつての同バレーボール部の大エース「小さな巨人」を目指し、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターの影山飛雄ら仲間とともに切磋琢磨して、成長する姿を描いた物語。

 高校生たちのバレーボールに懸ける熱い青春ドラマが人気となり、コミックスは43巻まででシリーズ累計発行部数3800万部を突破。テレビアニメが14年に第1期、15年に第2期、16年に第3期、20年に第4期(第1クール)が放送、15年よりキャストを変えながら舞台も上演されている。

 作者の古舘春一氏は、1983年生まれ、岩手県出身。09年に『赤マルジャンプ 2009WINTER』にて読切作品『アソビバ。』でデビューし、10年に『詭弁学派、四ツ谷先輩の階段。』で初連載。12年2月より『ハイキュー!!』の連載をスタートさせた。なお、『週刊少年ジャンプ』では今年5月から現在まで、『鬼滅の刃』『ゆらぎ荘の幽奈さん』『約束のネバーランド』とテレビアニメ化もされた人気作品の終了が続いている。

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  • 漫画『ハイキュー!!』コミックス第1巻
  • 「週刊少年ジャンプ」電子版の定期購読者限定で読める『こち亀 日暮パック』 (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
  • こち亀の読切が掲載された『週刊少年ジャンプ』33・34合併号表紙 (C)週刊少年ジャンプ2020年33・34合併号/集英社

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