お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんが17日、東京・東急プラザ渋谷で行われた『よしもと美術館サテライト展　イン東急プラザ渋谷』合同取材に出席。新型コロナウイルス感染拡大に伴う、自粛期間中に描いた絵画作品「みんなで地球」を披露した。

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　しずちゃんは「もっとネタ考えるとかするはずなんですけど、最近やたらと絵ばっかり描いていて…」と自虐を交えながらも「コロナ禍で、このさきの地球がどうなっていくのかという不安。人間が今までしてきたことによって、自然などとのバランスが崩れて起こっているんじゃないかな」と力説。「今バランスを取る時じゃないかなと。明るい、みんなでつながって、ひとつの地球。コロナが明けた時に楽しく生きられるように」と思いを紡いだ。

　自粛中は家にこもっていたようで「ちょっと最近『病んでいる』って言われるんです。ホンマに家にこもっていたので、誰ともしゃべらないし、その時しか描けない絵があるなと思いました」と明るいトーンで告白。「人と触れ合わないから、夕方くらいに夕日が部屋に入ってきて、自分の影が映るんですけど、自分以外に動いているものが影しかなくて、影に話しかけたりしました（笑）。そんな時に描いた絵です」とアピールしていた。

　同展では、アートの才能を持ったよしもと芸人の個性豊かな作品が大集合。2階はしずちゃん、3階はロバートの山本博、4階はプラス・マイナスの岩橋良昌、6階はたいぞう、7階は佐久間一行、8階は麒麟・川島明の作品が展示されている。

　取材会にはそのほか、ロバート山本、プラス・マイナスの岩橋も出席。同展は、きょう17日から26日まで行われる。