2018年から月に一度行われている、出勤前のホストたちによる「ホスト歌会」。歌舞伎町のホストクラブ「スマッパ!グループ」会長の手塚マキ氏、所属ホスト75人が参加した同会から生まれた900首の中から、珠玉の300首をまとめた『ホスト万葉集』(講談社)が、きょう6日に発売された。 ベストセラー『サラダ記念日』の俵万智氏、歌壇で活躍する若手歌人の野口あや子氏、小佐野彈氏が選歌・指南を担当。2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から“夜の街”への外出自粛も要請され、歌舞伎町にも最大の危機が訪れているが、営業ができない期間にも、ホストたちはZoomを使った歌会や勉強会を続けていた。
2020/07/06