舞台『パタリロ！』の新作公演が2021年1月21日より東京・天王洲 銀河劇場で行われることが決定した。タイトルは『舞台パタリロ！霧のロンドンエアポート』で、キャストは主人公・パタリロ役を加藤諒が続投するが、そのほかのキャストは一新する。

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　2016年に初演、2018年に第2弾「★スターダスト計画★」が舞台上演され、昨年は劇場版が上映されるなど、話題が続く『パタリロ！』。今回、第3弾目となる舞台の新作公演が決定し、原作屈指の人気エピソード“霧のロンドンエアポート”が描かれる。

　舞台初演から始まり、劇場版までを“シーズン1”とすると、2021年1月公演は物語の軸となるパタリロ以外のキャストを一新し、“シーズン2”として始動する。舞台化が不可能と思われていた主人公のパタリロ役は、その再現力の高さに原作者からも太鼓判を押され
ている加藤が続投。新たにバンコラン役を宇野結也、マライヒ役を後藤大、バンコランの養成所時代の親友であるデミアン・ナイト役を川上将大、謎に包まれた歌姫役として中村中が出演する

　パタリロ役の加藤は「皆様、お待たせしましたァァア!!　続編を望む皆様の声のおかげで、新生『パタリロ！』として帰ってきます。本当に、ありがとうございます」と喜び。「前作の座組みで作り上げたものを盛り込みつつ、新生組と新しい舞台『パタリロ！』を作り上げられるよう、芸の道に精進いたしますパパンがパン♪」と意気込んでいる。

　1978年11月20日に『花とゆめ』（白泉社）で連載が始まり、テレビアニメ化もされた『パタリロ！』は、マリネラ王国国王のパタリロ・ド・マリネール8世（通称：パタリロ）が周囲を巻き込んで起こす騒動を描いた物語。複数の雑誌に同時連載していた時もあったが、現在は『マンガPark』にて連載中で、コミックスは101巻まで発売されている。

■公演概要
期間：天王洲 銀河劇場　2021年1月21日〜1月31日
脚本：池田テツヒロ
演出：小林顕作