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伊集院光、久米宏と“引き際”を語る 深夜ラジオへの率直な思い「逃げとあきらめもある」

 フリーアナウンサーの久米宏(75)が、25日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月〜木 前8:30)にゲストで生出演。2006年10月にスタートした『久米宏 ラジオなんですけど』(毎週土曜 後1:00)が、27日の放送をもって終了することを受け、伊集院光(52)と“ラジオ”についてトークを繰り広げた。

(左から)久米宏、伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

(左から)久米宏、伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

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 伊集院から今回の番組終了について向けられた久米は「まぁー老化ですよね」ときっぱり。伊集院が「僕だって当然あるんですよ。オレの方がひどい自慢してもしょうがないんですけど…」と前置きをしながら「久米さんの番組、聴取率高いんですよ。聞いている方も許容範囲にある」と話すと、久米は「そうなんだよね。でも、僕も歴史を背負って生きてきて…」と自身のラジオ歴を振り返っていった。

 伊集院は、久米の言葉を受け止めながら、自身も『月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜 深1:00)のパーソナリティーを務めていることを引き合いに「深夜番組に関しては、もう52歳は、やったらダメだろうってあるんです」と告白。久米が「まだ52か(笑)。60になったこと、70になったことないでしょう? これがね、なんと言うんですかね…。朝起きた時に『ダメかもしれない』って思ったりするんですよ。こんな体たらくじゃ。これは聞いていてうさが晴れるとか、こんな風に話せたらいいなというような見本になる話し方ができない」と話すと、伊集院は「久米さん、ちょっとズルいなって思うのは、ニーズあるのに、それを自分で決めちゃうっていう、でもわかるんだよな…」と複雑な胸の内をのぞかせた。

 久米は「ニーズは関係ないんです。僕の中での問題だから。聞きたい人がたくさんいるってわかっていて、本当に申し訳ないって思うんですよ」と持論を展開。伊集院は「これは、半分はわかるんですよ。僕は今、深夜放送に対して、それは思っているから。深夜放送に対する頭のキレではもはやないっていう危機があります。3回に1回は弾けたっていう日もあります。もともと自分が20代に持っていたダンディズムだったら、もうやめている気がする。逃げとあきらめもある中で、ギリギリでやっているから。久米さん先に逃げるからズルいなって」と語った。

 久米は、6日放送の『ラジオなんですけど』で、今年6月いっぱいでの番組終了を発表。これを受け、伊集院は9日放送の『らじおと』で、番組終了までに久米をゲストに迎えて話をしたいと熱望。その後、久米の『らじおと』出演、伊集院の『ラジオなんですけど』最終回のゲスト出演が発表された。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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