ノーベル文学賞作家アルベール・カミュ(1913〜1960)の代表作『ペスト』(宮崎嶺雄訳、新潮文庫)を原作とした漫画が、きょう19日よりwebコミックサイト「Bバンチ」にて連載をスタート。車戸亮太氏(過去作に『フロイデ』、『嫁はBL漫画家』など)が、漫画を担当する。
同書は『異邦人』に次ぐカミュ2作目の小説。当時フランス領だったアルジェリアのオラン市でペストが発生し、封鎖された孤立状態のなかで、ペストという目に見えない敵、人間性を蝕(むしば)む不条理に直面した市民たちの戦いを描いた作品となっている。1947年にフランスで刊行されるや熱狂的に迎えられ、各国で翻訳されベストセラーとなった。
新型コロナウィルス感染拡大を受け、『ペスト』への関心が高まった結果、書店からの注文が増え続け、2月以降だけで12回、36万4000部を増刷、累計発行部数は160万部に(※旧版、新版、電子版合計)。新潮文庫版は1969年刊行され、海外文学の名作として読まれ続けているが、近年の増刷は平均で年間5000部程度であるため、4ヶ月で一気に70年分以上の数が読まれた計算となる。
全国の主要書店で文庫部門ベストセラー1位にランクイン(紀伊國屋書店新宿本店、同梅田本店、丸善丸の内本店など)。海外メディアによると、イタリアやフランス、イギリスなどヨーロッパ各国に加え、アメリカや韓国でもベストセラーになっており、『ペスト』の読者急増は世界共通の現象となっているが、今回の漫画化でさらに多くの読者が関心を寄せることになりそうだ。
今回の漫画化にあたって、車戸氏は「『ペスト』を読むと不安が和らぎました。今、僕らの周りで起きている色んな混乱が、約70年前に書かれた小説の中で同じように起きていました。僕にとっての“ペスト”とは何かと考えた時に、自分の中に巣食う不安や混乱だと思いました」と持論を展開。「それらと対峙する手段は、漫画を描くことです。今回の漫画化で、より多くの人たちに『ペスト』を知ってほしいと思います。そして、少しでもみなさんの不安を和らげることができれば幸いです」と呼びかけている。
連載は、「Bバンチ」のサイト(https://www.comicbunch.com/manga/bbunch/peste/)で読むことができる。
同書は『異邦人』に次ぐカミュ2作目の小説。当時フランス領だったアルジェリアのオラン市でペストが発生し、封鎖された孤立状態のなかで、ペストという目に見えない敵、人間性を蝕(むしば)む不条理に直面した市民たちの戦いを描いた作品となっている。1947年にフランスで刊行されるや熱狂的に迎えられ、各国で翻訳されベストセラーとなった。
全国の主要書店で文庫部門ベストセラー1位にランクイン(紀伊國屋書店新宿本店、同梅田本店、丸善丸の内本店など)。海外メディアによると、イタリアやフランス、イギリスなどヨーロッパ各国に加え、アメリカや韓国でもベストセラーになっており、『ペスト』の読者急増は世界共通の現象となっているが、今回の漫画化でさらに多くの読者が関心を寄せることになりそうだ。
今回の漫画化にあたって、車戸氏は「『ペスト』を読むと不安が和らぎました。今、僕らの周りで起きている色んな混乱が、約70年前に書かれた小説の中で同じように起きていました。僕にとっての“ペスト”とは何かと考えた時に、自分の中に巣食う不安や混乱だと思いました」と持論を展開。「それらと対峙する手段は、漫画を描くことです。今回の漫画化で、より多くの人たちに『ペスト』を知ってほしいと思います。そして、少しでもみなさんの不安を和らげることができれば幸いです」と呼びかけている。
連載は、「Bバンチ」のサイト(https://www.comicbunch.com/manga/bbunch/peste/)で読むことができる。
2020/06/19