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佐藤栞里、愛あふれる『ANN0』 オードリー&リスナーへの感謝と厳しい自己採点「トゥースの20点」【放送後インタビュー】

 女優の佐藤栞里が、13日深夜放送のニッポン放送『佐藤栞里のオールナイトニッポン0(ZERO)』(深3:00)に生出演。直前に放送されている『オードリーANN』(毎週土曜 深1:00)のヘビーリスナーを指す“リトルトゥース”としても知られる佐藤だが、番組冒頭で“オードリー愛”をにじませながら、透き通った声、見事な語り口、凝ったコーナーで、多幸感あふれるラジオを展開していった。

『佐藤栞里のオールナイトニッポン0(ZERO)』で愛あふれる放送を行った佐藤栞里(C)ニッポン放送

『佐藤栞里のオールナイトニッポン0(ZERO)』で愛あふれる放送を行った佐藤栞里(C)ニッポン放送

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 冒頭から「オードリーの春日さん、若林さん、チーム付け焼き刃のみなさん、お疲れ様でした。無事かどうかわかりませんが、バトンを受け継ぎました。改めまして、リトルトゥース・佐藤です」とオードリー愛あふれるあいさつでスタート。番組内の選曲は、すべて佐藤が担当しているが、1曲目はSHISHAMOの「明日も」を選び「オードリーさんのラジオって週末のヒーローみたいな存在。ラジオがあるから、月曜から金曜までお仕事頑張れる」と率直な思いを伝えた。

 その後は、自身の生い立ちを語るコーナー、好きな邦楽ロックを紹介するコーナーなども実施。大好物が餃子ということで、リスナーから餃子を最高においしく食べられる“シチュエーション”と“BGM”を募集し、選んだメールをもとに、実際に最高においしく餃子を食べる企画も行っていった。ニッポン放送では1時間半で放送は終了したが、一部地域では2時間の生放送となった。

 最後のあいさつでは「あっという間の2時間でした。ひとりでやらなきゃって、すごく緊張していたし、いろいろ背負っていたんですけど、みんないてくれるし、メールもたくさん届いて、ひとりじゃないんだな…」と言いながら、感極まった様子で涙声に。「オードリーさんから、バトンを引き継いだことも幸せでしたし。本当に最高な時間。本当にごめんなさい、これは“汗”です。いいこと考えた。リトルトゥースリストバンドで“汗”を拭きましょう。夢みたいな幸せな2時間でした。いい夢見れそうだな、きょうは。お付き合いいただきありがとうございました。ミッフィーちゃん、それではまた夢でお会いしましょう、アディオス」と最後までオードリー愛を貫いた。

 『オードリーANN』および『佐藤栞里ANN0』の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。生放送を終えた佐藤が、スタッフを通じて音声インタビューに応じてくれた。

■佐藤栞里『ANN0』放送後インタビュー

――念願の『ANN0』担当となりましたが、生放送を終えての率直な感想を聞かせてください。

めっちゃくちゃ楽しかったです。本当に。こんなに楽しんだっていう。今、朝の5時過ぎですけど、あと24時間起きられているくらい、最高に楽しくて幸せな時間でした。しかも、大好きなオードリーさんのバトンを受け継ぐっていうので、勝手にプレッシャーみたいなのがあったんですけど、やっぱりひとりじゃないんだなっていうのを、ものすごく感じることができた2時間でした。

――今回の生放送にあたって、どういった準備をされましたか?

つまりは“自分磨き”ですか(笑)。いろいろ人生とかも振り返ったり、1回こう自分でいろいろ構成を立てて、ひとりラジオをお風呂でするっていう日々を送っていました。1ヶ月前くらいは、まだ構成はわからなかったので、ちゃんと決まってませんでしたけど、最初の「春日さん、若林さん、チーム付け焼き刃のみなさん、お疲れ様でした」のところは、毎日毎日やっていました。構成が決まってきたなと思った、この1〜2週間くらいは、お風呂でイチから2時間分くらい、ひと通りイメージしながらやってみるみたいな、ひとりラジオ週間でしたね。(イメージ通りできた?)いや、もう全然できなかった(笑)。でも、ひとりでやるより、みなさんがいてくださったら、めちゃくちゃワクワクしますね。

――リスナーの方々とのリアルタイムでの交流も新鮮だったと思いますが、いかがでしたでしょうか?

とっても、なんかこう…ここ(ブース)にはひとりだけど、目の前にいてくださっているような、安心感っていうものがありましたし。妄想とかはいつも、自分よがりのものというか、自分で仕上げて「こういう妄想あったらいいな」っていうので終わっていたのが、こんなに妄想ってあるんだっていう、あしたからの私の人生の幅が広がったというか。石になってもいいし。あしたからすごい、楽しい日々を送られそうだなって。あと、一体感もありがたかったです。餃子を一緒に食べるというコーナーも。顔こそ見られないですけど、たくさんの方が今、餃子を食べているんだなって思ったら、いつも食べている餃子も数百倍おいしく感じました。

――割と「やったったぞ」っていう手応えはあった感じですか(笑)?

いや、そんなことぁー言えませんが(笑)、でも最高に楽しかったので、みなさんも同じ気持ちでいてくれたなという気持ちです。

――番組中には「粉雪」「若者のすべて」の歌唱も披露されましたが、満足のいく出来でしたか?

満足いくわけないですよ(笑)。しかも、まさか私がガールズバンドやっていたっていう、謎の初公開ネタもあったりして。メールにもありましたけど「全然音程合ってなかったよ」とか、すごく愛のあるイジりというか、ツッコミもすごくうれしかったし、私が歌を歌ったことで、もしかしたらリスナーの方も一緒に歌ったり、クラップをしてくれたのかもっていう気持ちですね。

――SNS上でも、一緒に楽しんでいる声が相次いでいました。

えーうれしいな。本当に朝方なのに、クラップとかしちゃってすみませんっていう感じなんですけど、いい“おうち時間”になればなと思っています。

――ちなみに、この番組リスナーの愛称は「餃子メン」でよろしいでしょうか?

いいですね(笑)。だって、餃子って、老若男女きっと愛されるし、みんな大好きですもんね。すごく愛のあふれる愛称だなって感じますね。

――今回の出来栄えについて、100点満点で自己採点すると何点になりますでしょうか?

えー難しいー。どうしよう。(しばらく熟考して)20点。ハハハ(笑)。「トゥース」の2です! 「ス」は、数字でなんだろう(笑)。勝手な語呂合わせなんですけど、もう楽しさで言ったら満点です。ラジオとしての出来栄えで言ったら、何がなんだかごっちゃごちゃというか、この机を見てもらったらわかると思うんですが、すごい状態になっていて。本当にドタバタ劇だったと思うので、いつもラジオをきいてくださっている方にとったら、聞きにくかったラジオかもしれないんですけど、その点では20点。だけど、楽しかった部門は100点です。

――先週の『オードリーANN』では、お2人から期待のコメントと、ガチャ切りの予行練習も行われましたが、どういった心境で聞かれていましたか?

ガチャ切り、一応練習していましたよ(笑)。お風呂で。ひとりラジオをしているお風呂で、いつ何が来るかわからないですから。でも(番組ディレクターの)舟崎さんと相談して、これはやるかやらないか決めようと思っていたので。舟崎さんが「よし、ここだ」って、もし言った場合のことを考えて、イメージはしていました。(HEY!たくちゃんには)牛すじ丼のことを言おうとか。でも(ガチャ切りを)やらせてもらうにしても、何か一言「今から切ります」って言ってからしようって(笑)。初対面というか、あれなんで。いつも聞いていますが。

――芸能界屈指の“リトルトゥース”としても知られている佐藤さんが感じる、オードリーさんの魅力はどこでしょうか?

なんか、オードリーさん自体ですけど、オードリーさんのラジオを聞いていると、お2人のクラスメートになった気持ちになるんですよね。クラスで、一番うしろの席の窓際で男子たちがキャッキャ言っている、あの話なんだったんだろうなって疑問に思っていた青春時代でしたが、今になってこれが正解なのかなっていう。その頃の男子の話を盗み聞きしている感じのワクワク感、ドキドキ感っていうのがあって。あと、お2人の笑い声とか。ケラケラケラって聞くと、ものすごく元気になって、よし来週も頑張ろうっていう気持ちになるし。さっき、実際に見学して感じたんですけど、若林さんはけっこう春日さんの方を見て、意外と春日さんの方が目をそらしたりっていうのが新鮮で「そうなんだ」って、ワクワクしちゃいました(笑)。感動しました。

――今回の特番をきっかけに、第2弾、第3弾…そしてレギュラー番組といったことも見えてくると思いますが、その辺りも含めて、今後の意気込みを聞かせてください。

そうですね。そんなおこがましいので、恐縮なんですけども、こうやって第1回を終えて、こんなに応援してくださっている方がいて、支えてくださっている方がいて、この方たちとまた会いたい。会うために、もう1回チャンスがあれば頑張りたいなという気持ちはすごくありました。

――最後に、この記事をきっかけに、番組を「radiko」のタイムフリーで聞く方もいらっしゃると思いますが、これから番組を聞く方へのメッセージをいただけますでしょうか?

本当に片手間でいいんです。「このラジオを聞こう!」っていうグッとした心ではなくて、お皿洗いする時に「テレビ見られないから、聞いてみようかな」みたいな感じで聞いて、ちょっとでも一緒にクスクスって笑っていただける時間になったらいいなという願いを込めて、お届けします(笑)。

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