吉本興業は11日、日清食品のカップヌードルとコラボした動画を公開。オンライン飲み会の“終わり方がわからない問題”に『ファイナルヌードル』という新提案を行った。

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　吉本興業は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて、自宅からスマートフォンやパソコンなどで手軽にコンテンツが楽しめるプロジェクト「#吉本自宅劇場」をスタートさせた。そのコンテンツの1つであるオンライン飲み会は、時間を気にせず自宅から参加できる気軽さはある一方で普通の飲み会にはない“終わり方がわからない問題”が、芸人の間でも取り沙汰されるようになった。

　そんな“終わり方がわからない問題”を解決すべく、カップヌードルを最後に締めのラーメンとして食べる『ファイナルヌードル』として活用する“新しい文化”を日清が提案。その魅力を訴求するため、吉本興業と日清がコラボし、動画を作成。10人の芸人が出演するWEBムービー『ファイナルヌードル／#オンライン飲み会に締めを』篇としてカップヌードルのツイッターなどで公開した。

　物語の設定は、オンライン飲み会開始から4時間後。さらに飲み物を取りに行こうとする大先輩・今田耕司にアインシュタインの稲田直樹、ゆりやんレトリィバァ、霜降り明星の粗品とせいやミキの亜生ら早く終わらせたい若手は反旗を翻そうと画策する。「蛍の光」をバックにピークが過ぎたことを告げる雨上がり決死隊の蛍原徹らも登場し…、という内容となった。

■『ファイナルヌードル／#オンライン飲み会に締めを』篇あらすじ
　飲み会のピークは過ぎているのに、さらに飲み物を取りに行こうとする先輩芸人の今田を、若手芸人たちはため息交じりで見送る。津田は、気持ちよさそうに眠っています。（※実際に津田は、今田とのオンライン飲み会で熟睡してしまいSNS上で話題に）

　この状況を打破し、なんとか終わらそうとする若手が、ミュージカルのように歌い始めます。オンライン飲み会を締めようと歌いあげる彼らを前に、「おいおい」と慌てふためく華丸は、今田と若手芸人の板挟みに。終宴を願う歌がさらにトーンを上げたかと思えば、突然画面に蛍原が登場し、終わりを告げる定番ソング「蛍の光」ならぬ「蛍原の光」を歌う。

　そしてついに、若手芸人たちは、意を決して、カップヌードルを『ファイナルヌードル』として掲げる。今田が席に戻ると、若手芸人は稲田を中心に、全員で『ファイナルヌードル』を猛プッシュ。意外にも、締めのカップヌードルをすんなりと受け入れた今田だが、華丸だけは名残り惜しそうな表情を見せつつ、「ファイナルヌードルはお別れの合図ばい」と寂しげにつぶやく…。