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批判あった『ドメスティックな彼女』完結、6年の歴史に幕 “初体験から始まった恋”が話題に

 漫画『ドメスティックな彼女』(略称:ドメカノ)が、10日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)28号で最終回を迎え、約6年の歴史に幕を下ろした。テレビアニメ化もされた人気作品で、出演キャストの八代拓、内田真礼、日笠陽子からコメントも寄せられた。

漫画『ドメスティックな彼女』のカラーイラスト(C)流石景/講談社

漫画『ドメスティックな彼女』のカラーイラスト(C)流石景/講談社

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 2014年4月より同誌で連載がスタートした同作は、主人公の高校生・藤井夏生と、父の再婚相手が連れてきた子どもで、好意を寄せていた英語教師・橘陽菜と初体験相手の橘瑠衣と繰り広げられるピュアで禁断過激な三角関係のラブストーリー。2019年1〜3月にテレビアニメが放送された人気作品で、原作では夏生と瑠衣の性行為から始まることから当時、「過激すぎ!」「攻めたなマガジン」など大きな反響があった。

 2019年1〜3月にかけてテレビアニメが放送されると、さらに話題となり、ORICON NEWSは昨年7月に作者・流石景氏へ当時の視聴者や読者の反応を聞くと「作品の中で登場人物たちがいろんなタブーに踏み出してしまう話なので、批判的なご意見もありましたが、それだけ入り込んで観ていただけたのかなと。意外だったのは海外からの反応がとても多かったことです。やはり恋に胸を焦がす感情は万国共通なのかなと興味深かったです」とアニメがAmazonプライム・ビデオにて配信されていたため、海外でも反響が大きかったと話した。

 テレビアニメの放送で原作の創作活動に影響がなかったか聞いてみると「ストーリー自体はかなり前から流れが決まってますので特に変わったことはないですが、アニメでそれぞれのキャラを好きになって下さった方々の反響を受け、陽菜と瑠衣はよりかわいく、夏生はよりかっこよく作画できるよう心がけるようになりました」と告白。「物語が佳境に入る中で、夏生はこれから色んな試練を迎えますが、彼なりに今まで歩んできた道を踏まえ決断していくと思います」と今後の展開を明かしていた。

 今回の完結に巻末ページでは「ご愛読いただいた皆様、本当にありがとうございました! お陰様で『ドメカノ』はとても幸せな作品でした」と読者へ感謝の気持ちを伝えている。

 また、同誌ではテレビアニメ版の出演キャストからも完結を祝うコメントが掲載されており、夏生役の八代拓は「作品として区切りがついてもキャラクターたちは生き続けていると思ってますので、それぞれの人の中に、夏生たちが生き続けることを願ってます。改めて流石先生、本当にありがとうございました!」といたわった。

 瑠衣役の内田真礼は「瑠衣を演じるのは、とても刺激的で心揺さぶられる体験になりました。じわっと瑠衣の気持ちが伝わってきて、悲しいときほんとに涙がでるんです! ナツオの行動ひとつで、心がぐるぐるしていました。この作品から、陽菜役の日笠陽子さんとも仲が深まり、本当のお姉ちゃんができたみあちでうれしかったです!」、陽菜役の日笠陽子は「人間ドラマ故に心が揺れ動くシーンも多く、幸福と絶望を一度にジェットコースターで味わったような気がします」と収録を振り返り、作品との出会いに感謝した。

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