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中居正広、渡辺麻友の“プロ意識”に賛辞 自身のアイドル観も明かす「肩書きがない」

 タレントの中居正広が、6日放送のニッポン放送『中居正広 ON & ON AIR』(毎週土曜 後11:00)に出演。5月31日付けで所属事務所・プロダクション尾木との契約を終了し、芸能界を引退した、元AKB48で女優の渡辺麻友について語った。

渡辺麻友  撮影/TAKU KATAYAMA(C)oricon ME

渡辺麻友  撮影/TAKU KATAYAMA(C)oricon ME

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 渡辺とTBS系『UTAGE!』で共演していた中居は「まゆゆ引退しちゃった。最後に会ったのが去年の『UTAGE!』かな。今年2月に『UTAGE!』やる時、体調が優れずにって欠席されたんですよ」と回顧。「歌手、役者さん、バラエティーの人って大きく分けると、アイドルの人って…。僕なんかもそうなんですけど、いろんなことをやっていたから、どれにも入らないんですよ」と自身の“アイドル観”を話し始めた。

 続けて「若いってすごく大事なことというか、その時期じゃないと通用しないジャンルっていうか。山の話をすると、いろんな山頂がある中で、アイドルって、すぐに若いうちに経験も積まないで、周りの環境と押しで、ひょんと山頂に連れて行ってくれるんです」と説明。「売り方、マネージメントとかあると思うんですけど、その時に何を感じるかってすごく大切。10代から20代にかけての若いアイドルって、押してもらって、いきなり山頂に登れちゃったりするから、勘違いをしやすいジャンルの一種なんですよ」と語った。

 その上で「このまま、押してくれる人待ちでやっていたら、ひとりになった時にわかんないまま第2の芸能界が始まったり。『自分ひとりの力じゃないんだ』って感じるのは、非常に難しいことです」としみじみ。「それから、真価を問われるタイミングが出てくるんですよね。『あなたは歌手ですか、役者ですか、バラエティーの人ですか』っていう時に、肩書きがないって感じる時があるんです。その時、時すでに遅しで、このまま行っちゃえっていう人もいれば、何を持っていけばいいのかを一から教えてもらう人もいる」と語った。

 渡辺について「まゆゆさんは、珍しいタイプで、AKB48の頃からプロ意識というかな。僕なんか今でも素人みたいな感じでやっていますけど。(渡辺は)アイドルの中のプロっていうかな。アイドルっていう中で、すごくプロを感じた」と賛辞。「お話してみたかったな。ありがとう、ですよね。やっぱり、もうちょっとお芝居とか観たかったですね。観たかった人かな」と呼びかけていた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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