4月より放送中のテレビアニメ『波よ聞いてくれ』が、アニメファンの間で「声優さんの話術がすごい」「声優さんの声を堪能できる作品」と話題になっている。ラジオ局を舞台にした作品で、第1話は主人公・ミナレ役の声優・杉山里穂が冒頭7分、ヒグマを相手にほぼ1人で怒涛のトークを展開し、本編約24分のうち6〜7割を1人で喋り倒した。脇を固めるキャストも吹替えの世界で活躍している声優が奮闘し、作品の世界観をリアルに表現している。こうした異色のキャスティングに踏み切った狙いなどを、アニメーション制作・サンライズの大塚大プロデューサー(以下、大塚P)に聞いてみた。■冒頭7分1人で喋り倒す…膨大なセリフ量に視聴者&共演者も驚き 主演の役作り
2020/05/23