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『鬼滅の刃』完結もジャンプ表紙飾らず疑問の声「なぜ?」 過去例にNARUTO、BLEACHなども

 人気漫画『鬼滅の刃』(作者:吾峠呼世晴)が、18日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)24号で最終回を迎え、約4年3ヶ月の歴史に幕を下ろした。人気絶頂の中で連載終了となったが、同誌の表紙を飾らず「なぜ?」「こんなにも人気作品なのにどうしてしないの?」「納得できない!」などと疑問の声があがっている。

『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号

『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号

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 ネット上では『鬼滅の刃』の完結に「連載お疲れ様でした!」「すでに鬼滅ロスの気分」「月曜日の楽しみが減った…」などと続々と感想が投稿され、ツイッターでは「鬼滅完結」がトレンド入り。早くも“鬼滅ロス”という声が出ている。

 その中で、「完結時、それがどんなに人気作であろうと表紙を飾らせないジャンプ」と人気漫画の最終回にも関わらず、同誌の表紙を『鬼滅の刃』が飾らなかったことに「なぜだ?」と疑問の声があがった。

 同誌では最終回を迎えた作品が必ずその号の表紙になることはなく、過去の例をあげると、『BLEACH』『NARUTO』『るろうに剣心』などの多くの人気作品も最終回時は表紙を飾っていない。端で小さく飾っている程度で、『るろうに剣心』の最終回時は新連載スタートの『NARUTO』、『NARUTO』終了時は『暗殺教室』がメインを飾った。最終回時に表紙を飾った代表例は人気バスケ漫画『スラムダンク』とギャグ漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(ほか漫画家も両津勘吉描くコラボ)くらいで、不思議と少ない。

 このことから「私まだNARUTOが表紙じゃなかった事納得できてないから…」「『終わる漫画より次の漫画を見てほしい』っていうジャンプの伝統ですね。一部例外もありますけど」「右端で完結させるのがジャンプの流儀」とさまざまな声があがっている。

 社会現象化している『鬼滅の刃』の最終回が掲載された同誌で今回、表紙を飾ったのは新連載『タイムパラドクスゴーストライター』(原作:市真ケンジ 作画:伊達恒大)で、表紙&巻頭カラー54ページで掲載。コンビニなどで売り切れが続出しているため、購入する際、多くの人が目にして注目したことは間違いないだろう。ファンが言うように「終わる漫画より次の漫画を見てほしい」という、完結する作品人気を使い、新連載へ注目させる狙いがあるように感じられる。

関連写真

  • 『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号
  • 漫画『鬼滅の刃』コミックス第8巻のカバーを飾った煉獄
  • 漫画『鬼滅の刃』コミックス第1巻の書影

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