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『鬼滅の刃』完結号のジャンプ、各地で早くも売り切れ報告

 人気漫画『鬼滅の刃』(作者:吾峠呼世晴)が、18日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)24号で最終回を迎え、約4年3ヶ月の歴史に幕を下ろした。社会現象化している作品ということもあって、早朝から『鬼滅完結』がツイッターで日本トレンド1位に(午前4時ごろ)になる盛り上がりを見せ、ファンから各地で『ジャンプ』の完売報告があがっている。

『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号

『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号

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 前号では「次号最高潮」「超クライマックス」と次号予告されていたが、『最終回』『完結』という表記がなく、ネット上では「次が最終回?」「新章開幕か?」など今後の展開を予想する声が相次いでいた『鬼滅の刃』。結果的に、コミックス累計発行部数6000万部を突破したばかりの作品が、人気絶頂の中で最終回を迎えた形になった。

 社会現象化した同作の最終話にファンはネット上で「連載お疲れ様でした!」「すでに鬼滅ロスの気分」「月曜日の楽しみが減った…」などと続々と感想を投稿。デジタル版の同誌購入もできるが、早朝からコンビニなどで購入する方も多く「朝5時なのにもう売り切れしそうだった」「地方だから入荷が少ないのか、残り2冊だった…」と売り切れになりそうな勢いだと報告。

 また、同誌では、『鬼滅の刃』完結を記念し、最終話を飾ったカラー複製原稿2枚と複製原稿21枚を「最終話まるごと複製原画セット」として、応募者全員サービスでプレゼントされることが発表。本誌と同じB5サイズで、最終話が入った原稿袋も再現された豪華仕様となっている(読者負担額:3850円、締切6月1日)。

 応募シートが誌面にあることや、13日に発売されたコミックス第20巻が全国的に売り切れていることから、「まさかの応募者全員サービスで今週のジャンプ売り切れ待った無しだ」「おっと、ジャンプ買ってこなきゃ。さすがに本誌はすぐ売り切れはしないと思うけど鬼滅効果凄そうだし」「コミックスに続いて、ジャンプも売り切れかな?」「これは記念買いジャンプ売り切れやね」と予想する声が早々にあがっていた。

 その予想通り、午前9時過ぎから書店やコンビニを訪れたファンから「近所のコンビニ4軒と駅売店も行ったのに…ジャンプ売り切れ」「近くのコンビニ、ジャンプ売り切れで貼り紙までしてあって何事かと思ったら鬼滅が最終回なのね」「え、ジャンプどこも売り切れなのだが」「朝から4件コンビニを回ったけど、どこもジャンプ売り切れ」「開店から20分しか経ってないのにまさかの『ジャンプ完売』」「近くのコンビニに置かれてなかった」と売り切れの報告が次々とあがっている。

 2016年2月より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした『鬼滅の刃』は、大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台。炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つため旅に出るストーリー。

 昨年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、今年は1月に舞台公演したほか、10月16日に続編となる劇場版の公開が控えている人気作。コミックス1巻は16年6月に発売され、18年6月にテレビアニメ化されることが発表された際の累計発行部数は11巻までで250万部を超えるくらいだったが、アニメ放送の影響で大きく人気に火が付き、今月13日発売の第20巻で累計6000万部を突破。1年で12倍と驚異的なペースで売り伸ばすなど、社会現象化している。

関連写真

  • 『鬼滅の刃』最終話が掲載された『週刊少年ジャンプ』24号
  • 漫画『鬼滅の刃』コミックス第8巻のカバーを飾った煉獄
  • 漫画『鬼滅の刃』コミックス第1巻の書影

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