テレビ朝日系ニュース番組『報道ステーション』（毎週月〜金　後9：54）が27日、放送され、自宅待機をしていたメインキャスターを務めていた徳永有美アナ（44）が“リモート出演”で復帰した。

　同番組では、11日にメインキャスターの富川悠太アナウンサー（43）が新型コロナに感染したことが判明。15日にチーフプロデューサーとスタッフの2人（ともに40代）、19日に30代の契約スタッフ、24日の放送で20代の元スタッフが感染したことを発表している。

　感染拡大防止のため、13日から出演を見合わせ自宅待機していた徳永アナは、この日はスタジオではなく別室からリモート出演し、番組冒頭で「富川キャスターが新型コロナウイルスに感染したことを受けて、私も番組出演を控え、自宅で経過観察を続けてきましたが、2週間以上が過ぎ、体調にも問題ないことから、きょうから番組に復活することになりました」とあいさつ。

　今後について「しばらくはスタジオには入らず、別の場所からお伝えしていきます」とし「感染拡大の防止を呼びかけてきたにもかかわらず、番組内で複数の感染者が出てしまったことを重く受け止めております」と謝罪。

　最後には「これからも『報道ステーション』は、いたずらに不安を煽ることなく、安全な生活に必要な情報や、大きな流れの中で取り残されている方々の姿を、冷静に多角的にお伝えしていきたい。そして今後の感染拡大を防ぐためにも私たちの番組が具体的に知り得たこと、経験して学んだことをについては、改めて整理をしてお伝えしていきたいと思います」と神妙な表情で誓っていた。