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闘病中の笠井信輔アナ、がん患者の切実な思い語る「表の世界が怖い」 不要な外出控えるよう強く訴え

 悪性リンパ腫で闘病している元フジテレビの笠井信輔アナウンサー(57)が、24日放送の同局系の朝の情報番組『とくダネ!』(月〜金 前8:00)に入院している病室からリモートで生出演。きのう23日に新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で亡くなった女優の岡江久美子さんを追悼し、がん患者として切実な思いを語った。

笠井信輔アナ (C)ORICON NewS inc.

笠井信輔アナ (C)ORICON NewS inc.

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 笠井アナはこの日、4月中に退院することを告白。昨年12月19日に同番組に出演し、悪性リンパ腫に罹患(りかん)したことを報告していた。

 メインMCを務めるキャスターの小倉智昭から「闘病中の笠井君にいい話があるので、もともと出てもらおうと思ってたんですが、こういうニュースが飛び込んできて心中穏やかじゃないと思います」と紹介され、笠井アナが登場。

 笠井アナは、岡江さんが乳がんの放射線治療で免疫力が低下したことが、重症化した原因と見られていることについて、「私も強い抗がん剤を6回にわたってこの4ヶ月半受けてきて、免疫力が下がっていた」と回顧。「きのう主治医の先生と話した。『このまま退院していいんでしょうか? 入院している方がいいんじゃないでしょうか?』と。とにかくコロナが怖いものですから。(先生は)『免疫力は薬で上がるものではなく、1、2週間ここにいたから免疫力が急に上がるものではないですよ』という話だった」と明かした。

 また退院して“表の世界”に出ていくことを「怖い」と語り、自宅で家族とも接触を避ける「セルフロックダウン」を行っていくと説明。続けて「用のない方は本当に家にいていただきたい。お店が開いてるから出掛けるんじゃなくて、本当にここは我慢だと思うんですよ。私達がん患者のためじゃなくて、世の中のため。そして医療崩壊をさせないためにも我慢して家の中にしばらくしていただけないかなと。自分もそうしますから」と呼び掛けた。

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