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『呪怨』シリーズ初のドラマ化 主演・荒川良々「笑いの要素が1つもありません!」

 シリーズ初のドラマ化となる『呪怨:呪いの家』が、Netflixで今夏に世界190ヶ国で配信され、主演を荒川良々、ヒロインを黒島結菜が演じることが12日、わかった。

(左から)荒川良々、黒島結菜

(左から)荒川良々、黒島結菜

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 2000年にビデオ版が誕生し、2003年には劇場版が公開されて以来、20年続く『呪怨』シリーズ。ハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』(2004年)、『呪怨 パンデミック』(2006年)が全米興収1位を記録し、『リング』シリーズと共に日本ホラーとして世界をも席巻した。2015年の『呪怨-ザ・ファイナル-』で最終章を迎えたはずだが、今作で“復活”を果たす。日本発Netflixオリジナルシリーズとして初のホラー作品となる。

 今回のドラマシリーズでは、起源となった「呪いの家」で起きた忌まわしい出来事の数々を明らかにする。新人タレント・はるか(黒島)は、夜中に家の中で聞こえる足音に悩まされていた。そのことをテレビのバラエティ番組で知り合った心霊研究家・小田島(荒川)に相談したところから恐怖の物語は動き出す。

 コミカルな演技から一転、ホラー作品に挑戦する荒川は「中学1年の時にシャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣のクラスの女子数人が取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し『ごめんなさい! ごめんなさい! お帰り下さい!』と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの作品に出演するキッカケにつながったと勝手に思ってます」と笑いを交えつつ語った。「いつも自分が出演している映像作品とは違い笑いの要素が1つもありません! そうです! ホラーです! 呪怨です! 果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません」と期待を寄せた。

 過去の作品に出演経験があり、「『呪怨-終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとてもうれしかったです」と感慨深げに振り返った黒島。「撮影中に『日本語だと意味は伝わるけれど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう』といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います」と、Netflixならではの撮影風景を明かした。

 荒川らのほか、呪いの連鎖に巻き込まれていく人々として、里々佳長村航希井之脇海柄本時生仙道敦子倉科カナら豪華な顔ぶれが共演し、『きみの鳥はうたえる』(2018年)での高い評価を得た三宅唱監督が自身初となるホラー作品のメガホンをとる。

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