テレビアニメ『キングダム』第3シリーズが5日からNHK総合で放送されることを記念して、主人公・信を演じる森田成一と『キングダム』好きで知られる小島瑠璃子が初対談し、公式サイトと『週刊ヤングジャンプ』（集英社）18号にて、その様子が公開された。

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　原作の魅力について、「『キングダム』は単なる歴史ものではない」と語る2人。小島は「キングダムでは善も悪も、キャラクターのバックボーンまで描かれていて、人が生きていく『道』を指し示してくれている気がする」と話すと、森田も「多様なキャラクターの生き様にはパワーや勇気をもらうことができる」と共鳴した。

　アニメの制作現場の話では、森田が「戦場の兵士たちのガヤ収録、自分を含めメインキャスト全員で毎話収録している」と明かすと、小島は「すごい現場ですね…！（笑）」と驚いた。

　『週刊ヤングジャンプ』で連載中の原作漫画は、コミックス既刊累計6400万部を突破し、2019年4月には初の実写映画化、大ヒットを記録した。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と、後の始皇帝となる若き王・エイ政の活躍を描いた中華戦国大河ロマンで、TVアニメ第1シリーズは12年6月から13年2月に、第2シリーズは13年6月から14年3月まで放送された。

　第3シリーズは原作・原泰久氏の監修の元、スタッフを新たに放送。『キングダム』史上最大規模の戦いといわれる合従軍編に突入し、秦国の王都である咸陽（かんよう）へ迫りくる合従軍の猛威に対し、秦国が立ち向かっていく壮絶なものに。信、エイ政らをはじめとし、名だたる武将らの戦いで物語が彩られる。