日本テレビ系『天才！志村どうぶつ園』（毎週土曜　後7：00）は30日、スタッフ一同として、新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し、29日に亡くなった同番組の“園長”志村けんさん（享年70）への追悼コメントを発表した。

　『天才！志村どうぶつ園』スタッフ一同として「突然の訃報に言葉が見つかりません。番組開始から16年。動物たちに愛情を注ぎ続ける志村園長の姿に、出演者・スタッフ全員が学びつづけてきました」。「70歳の今年、コントや舞台、動物とのロケに留まらず、ドラマに映画にと、園長が大活躍する姿を皆楽しみにしておりました。もうお会いできないことが信じられません。謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼した。

　同日には、番組に出演する山瀬まみ（50）も所属事務所を通じて「あまりに突然すぎて現実を受け止めきれません」と驚きをあらわにし、「悲しさと悔しさに心を支配され、今はまだ想い出を振り返る事すら出来そうにありません」とショックを受けていた。「また次回..と思っていたから。信じられない。信じたくない。志村さん、また会いたいです」と思いを記した。

　お笑いコンビ・タカアンドトシのトシ（43）も「志村師匠にはとてもたくさんの事を教えて頂き、そしてとてもたくさんの優しさを頂きました。その師匠にもうお会い出来ない現実を受け入れる事がまだ出来ません。まだまだ色々教えて頂きたかったです」とお笑い界の大先輩をしのんだ。

　タカ（43）も「小さい頃、ドリフをみて志村師匠が好きでめちゃめちゃ笑って。笑いって凄い！楽しい！！って思って。今、芸人やっていられるのも志村師匠のおかげだと思っています」と幼少期の思い出を回想。

　「初めて志村師匠の番組に呼んでいただいた時に、おまえらはちゃんと2人でネタをやるから好きなんだって言ってくださったことが忘れられません。子どもの頃からの憧れでヒーローで、あんなにすごい方なのにぼくらなんかとも気さくに話してくれて笑いの話やお酒の飲み方、たくさん教えていただきました」と振り返り、「面白くて、優しいそんな志村師匠が大好きでした。本当に　お世話になりました。本当に　ありがとうございました」と何度も感謝を伝えた。

　DAIGO（41）はブログを通じて「志村園長が亡くなられたなんて、受け止められないし、気持ちの整理がつきません」と心境を吐露。「志村どうぶつ園の収録のあといつもご飯に連れていってくださり、お酒の飲み方も教えてくださいました。先月もDAIGOも呑めるようになったよなと、笑いながら嬉しそうに言ってくれて　楽屋に挨拶にいくと、いつも温かい笑顔で接してくれて、その笑顔が大好きで　園長の笑顔しか思い出せません」と回顧。最後は「本当に感謝しかありません」と感謝し、「もう会えないなんて信じられないです」と思いを記した。

　また、熊本県阿蘇市にある動物テーマパーク「阿蘇カドリー・ドミニオン」も公式ツイッターを通じて「志村けんさんの突然の訃報に、驚き悲しみと共に大きな喪失感でいっぱいです。2004年からパンくんプリンちゃんと16年もの長い間可愛がって頂きました。動物たちとにっこり笑って抱き合う。志村さんのあの笑顔を見られないと思うと何とも言えない気持ちになります。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。