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漫画『七つの大罪』完結も続編の制作発表 “黙示録の四騎士”「物語は、次の世代へ」

 テレビアニメ化もされた人気漫画『七つの大罪』(作:鈴木央)が、25日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)17号で最終回を迎え、7年半の歴史に幕を下ろした。あわせて続編となる『黙示録の四騎士』(仮)が制作されることが発表され、ストーリーの詳細は不明だが、告知ページでは、ネームのようなものと「物語は、次の世代へー。」のキャッチコピーが描かれている。

『七つの大罪』最終回が掲載された『週刊少年マガジン』17号 (C)講談社

『七つの大罪』最終回が掲載された『週刊少年マガジン』17号 (C)講談社

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 2012年10月より同誌で連載がスタートした同作は、“人と人ならざる種族が分かれていなかった古の時代”のブリタニアを舞台に、伝説の騎士団<七つの大罪>の団長で主人公・メリオダスとその仲間が、さまざまな強敵と戦う冒険ファンタジー。鈴木氏は「この物語は、私の大好きなアーサー王伝説の鈴木央的前日譚です!」とコミックス1巻で伝えており、今作、過去の作品でも「アーサー王伝説」の登場キャラクターの名前が使われている。

 コミックスは現在第40巻まで刊行され、累計発行3300万部を突破する人気作品。人気声優・梶裕貴主演でテレビアニメは3度放送(第1期14年10月〜16年9月※SP版含む、第2期18年1月〜6月、第3期19年10月〜放送中)、乃木坂46が主題歌を務めた劇場版も18年8月に公開された。ゲーム化や乃木坂46の梅澤美波がヒロインとして出演した舞台も上演されている。

 最終回を迎えた同誌では、表紙&巻頭カラーを飾り、アニメ『七つの大罪』メインキャストを務めたメリオダス役の梶、エリザベス役の雨宮天、ホーク役の久野美咲、ディアンヌ役の悠木碧、バン役の鈴木達央、キング役の福山潤、ゴウセル役の高木裕平、マーリン役の坂本真綾、エスカノール役の杉田智和が完結を祝った。

 梶は「今はまだ、ぽっかりと胸に穴が開いてしまったような寂しさがあるのが正直なところです」と心境を明かしながら「すてきな物語をありがとうございました!メリオダスは、僕の一生の親友です」と伝えた。

 また、テレビアニメの新シリーズ『七つの大罪 憤怒の審判』の制作が決まり10月より放送、舞台『七つの大罪 The STAGE -裏切りの聖騎士長-』が6月に上演されることが発表された。

 作者の鈴木氏は1996年に『週刊少年ジャンプ』で開始したゴルフ漫画『ライジングインパクト』で連載デビュー。その後、数々の作品を連載し、12年から『七つの大罪』を『週刊少年マガジン』で連載をスタートさせ、14年に放送されたテレビアニメが自身初の映像化作品となった。15年に『七つの大罪』で第39回講談社漫画賞・少年部門を受賞している。

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  • 『七つの大罪』最終回が掲載された『週刊少年マガジン』17号 (C)講談社
  • 漫画『七つの大罪』コミックス第1巻
  • 漫画『七つの大罪』のカラーイラスト (C)講談社
  • 漫画『七つの大罪』のカラーイラスト (C)講談社

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