俳優・歌手の木村拓哉が、28日発売の女性ファッション誌『ELLE Japon』4月号（ハースト婦人画報社）に登場。世界的写真家・森山大道氏との初めてのフォトセッションが実現した。

【写真】その他の写真を見る

　撮影が行われたのは、2020年が明けて早々の新宿ゴールデン街。混沌としたこの街を舞台に数々の作品を生み出してきた森山氏が、稀代のスター・木村の現在を切り取った。撮影後、森山氏が「かっこいいね。男としての在り方がいいよね」と語ったことを聞いた木村は、「すごく光栄です。もったいないですが、単純にうれしいです。森山さんとのセッションは想像したよりものすごくフラットで驚きました」と感激した。

　インタビューでは、尊敬する先輩の明石家さんまからの助言や、久しぶりに挑む音楽活動とその支えとなる忌野清志郎さんの存在など、これまで語られてこなかった秘話も収録。木村は清志郎さんの存在について「ボスは大きいというか、温度かな？あったかさというか。今回のライブはどんなにボロカスなものに仕上がったとしても、『OK、ベイビー』って言って一瞬だけ目を合わせて、『まだまだだね』って感じで笑ってくれるんじゃないかな、と思います」と胸の内を明かした。

　今回の撮り下ろしカットは、木村が出演する29日放送のNHKの音楽番組『SONGS（毎週土曜　後11：00）でも8点使用される。

　同号にはそのほか、門脇麦、長谷川潤、水原希子、三吉彩花、モトーラ世理奈などが登場する。