3月30日からスタートする窪田正孝主演のNHK連続テレビ小説『エール』（月〜金　前8：00　総合ほか）の主題歌を、4人組ボーカルグループ・GReeeeNが担当することが決定した。自身初となる朝ドラ主題歌のタイトルは「星影のエール」。福島出身の作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品とあり、福島で結成されたGReeeeNに白羽の矢が立てられた。

　GReeeeNは「今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です」と感慨深げ。

　主題歌を書き下ろすにあたっては「主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました」とコメント。「時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです」とのメッセージを寄せた。

　制作統括の土屋勝裕氏はGReeeeNに主題歌を打診した理由について「人生の応援歌ともいえる曲を数多く作曲していて、しかも今回の主人公・古山裕一が生まれ育った福島県で結成された、GReeeeNの皆様に『エール』の主題歌を依頼しました」と説明。

　オファーの内容は「毎朝聴いてその日一日頑張ろうという元気が出てくる曲、困難な時代を互いに励ましあいながら乗り越えていくというドラマの世界観にふさわしい曲、そして、何度でも聴きたくなり、覚えやすく、歌いやすく、ノリが良く、盛り上がり、そして必ずヒットする曲、などと無理な依頼をしました」と明かしたうえで、「GReeeeNの皆さんには無理なことはない！　願った以上にすばらしい曲を届けて頂きました！　互いに「エール」を送りあう仲間たちや愛する人のことを想う名曲です」と太鼓判を押した。

■GReeeeNコメント
今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。
僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。
僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です。

来年、2021年は東日本大震災から10年となります。
戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌「星影のエール」も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。

楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。

時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。
夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。
そばにいる大事な人との人生を照らしあえる星影であれますように。