人気グループ・NEWSの加藤シゲアキによる初のエッセイ集『できることならスティードで』が朝日新聞出版より3月6日に単行本として発売されることが、わかった。アイドルと同時に作家としても活動する加藤が旅をテーマに自身の半生をも振り返る同書。季刊文芸誌『小説トリッパー』に連載したエッセイ計14篇にプラスして書き下ろしエッセイ1編と掌編小説3編が加わり、 加藤撮影の写真も収載される。
パリやニューヨーク、 スリランカ旅の話から、 学校に行く意味を真摯(しんし)に考える『小学校』、 2019年7月に亡くなられたジャニー喜多川氏とのかい逅をつづった『浄土』など、何気ない日常生活から深い思索の底まで。 連載時から文芸ファンの間でも話題となり、 特に祖父の死について記したTrip4『岡山』は、 日本文藝家協会が選ぶ(編纂委員角田光代、林真理子、藤沢周、町田康、三浦しをん各氏)『ベストエッセイ2018』にも収録された。
単行本特典として収録した書き下ろし作品は、連載時と同形式のエッセイ1編に加え、 『intermission(小休止)』として掌編小説3編。『あとがき』が同書を書き上げた加藤の思いが込められている。
「これまで小説はいくつか出させていただきましたが、 エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております」と心境を語る加藤。「それぞれに様々な旅がありますが、 全ての旅を一言で言えばそれは『思索の旅』です。四年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました」と手応えをにじませる。
「ですので自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、 読んで頂いた方にはきっと、 遠くへ飛んでいくような浮遊感、 あるいはステップで楽しむ地面の感触、 空気の匂いや風の音、 そういったものを味わっていただけるのではないかと思います。ふと思い立って旅に出掛ける気分で、 気軽に読んでいただければと思います」と呼びかけている。
パリやニューヨーク、 スリランカ旅の話から、 学校に行く意味を真摯(しんし)に考える『小学校』、 2019年7月に亡くなられたジャニー喜多川氏とのかい逅をつづった『浄土』など、何気ない日常生活から深い思索の底まで。 連載時から文芸ファンの間でも話題となり、 特に祖父の死について記したTrip4『岡山』は、 日本文藝家協会が選ぶ(編纂委員角田光代、林真理子、藤沢周、町田康、三浦しをん各氏)『ベストエッセイ2018』にも収録された。
単行本特典として収録した書き下ろし作品は、連載時と同形式のエッセイ1編に加え、 『intermission(小休止)』として掌編小説3編。『あとがき』が同書を書き上げた加藤の思いが込められている。
「これまで小説はいくつか出させていただきましたが、 エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております」と心境を語る加藤。「それぞれに様々な旅がありますが、 全ての旅を一言で言えばそれは『思索の旅』です。四年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました」と手応えをにじませる。
「ですので自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、 読んで頂いた方にはきっと、 遠くへ飛んでいくような浮遊感、 あるいはステップで楽しむ地面の感触、 空気の匂いや風の音、 そういったものを味わっていただけるのではないかと思います。ふと思い立って旅に出掛ける気分で、 気軽に読んでいただければと思います」と呼びかけている。
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2020/01/29