ジャニーズWESTの藤井流星、神山智洋が、14日放送のカンテレ系バラエティー番組『池上彰の関西人が知らないKANSAI』（後7：00※関西ローカル）に出演。外国人観光客や関西在住の外国人たちは、意外な関西の楽しみ方を知っている。世界で品質を認められ、大ヒットしている関西発のブランドを通して私たちが知らない関西の魅力を、ジャーナリスト・池上彰が徹底解説する同番組で神山は「関西発のものが海外でウケているっていうのは誇らしいです」と胸を張り、藤井は「僕らWESTもアメリカでウケたいですね」と夢を語った。

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　これまで2017年6月、2018年3月、2019年1月に放送され、第4弾となる今回は奈良の魅力をテーマに送る。奈良は、外国人観光客がここ5年の間で3倍に急増し、昨年初めて200万人を突破。京都、大阪に次いで関西人気ベスト3に躍りでた。なぜいま奈良に外国人たちの熱視線が注がれているのか？関西人が見逃していた奈良の魅力を外国人に教わる。

　スタジオで池上は、「なぜ奈良には鹿が多いのか」という話から派生して「早起きは3文の得」という言葉の由来を解説。分かりやすい池上解説に感銘を受けた平祐奈は「あした誰かに教えたくなりました」と目を輝かせると、池上は「“しか”と覚えたでしょう？」と鹿に絡めたジョークを飛ばし、スタジオを和ませた。

　また、フランス人が大絶賛する「ガレット」や、イタリア人が夢中になる「揚げピザ」など、関西で食べられる「世界の粉モン」を紹介するコーナーでは、池上が大阪の粉もん文化の発展を担った「ソース」について解説。池上はブラックマヨネーズと3人で紙芝居を用い、ソース文化の発祥にまつわる物語を披露した。

　ぶっつけ本番で披露された紙芝居だったが、吉田の熱演と小杉が挟むアドリブが見事にマッチ。池上は「ふたりが上手でね、息ぴったりでまるで漫才師みたいでしたね」と冗談を挟みつつも「さすがプロの技だなと思いました。吉田さんがあまりにも上手なんで、小杉さんが思わずアドリブを言っちゃったというね」とブラマヨの紙芝居に太鼓判。小杉は「漫才師の域をこえるぐらい、力入ってましたね」と照れ笑いし、吉田は「僕の紙芝居の才能をいかんなく発揮させていただいた回でしたね」と自信をみせていた。

　このほか、世界で絶賛される関西発のブランドを紹介するコーナーでは、優れた品質が認められ世界的に大躍進している関西発の繊維メーカーや、アメリカで出店依頼が殺到している関西発のアミューズメント施設を紹介。月亭八光は「知らなかったです。これらは、これからぐっと伸びていく企業だと思う」と驚がくする。

　収録を終えて池上は「この番組のタイトル通り、関西に住んでる人は実は意外に自分たちの町の魅力に気付いていません。この番組を見ることによって、自分たちが住んでいる町の魅力を再発見してほしいと思います」と番組の見どころを締めくくった。