第二次安倍内閣において安倍首相の「懐刀」「女房役」として政権を支え、記者会見では鉄壁の「菅話法」などと呼ばれ、いくつもの批判やメディアによる追求を交わしてきた菅義偉内閣官房長官。だが、ここにきて、その防御力・安定感に陰りが見え始めている。「桜を見る会」を巡る問題では、その場しのぎの答弁も目立ち、答えに窮する場面も多い。いまや歴代最長の任期を務めている菅官房長官を我々はどう評価すべきか。新聞12紙を毎日読み比べし、テレビやラジオで軽妙にニュースを語る時事芸人・プチ鹿島に、今年の菅官房長官の動静を分析してもらい、さらにはプチ鹿島流、“官房長官論”を語ってもらった。■今年の漢字は『令』でしたが、僕は『菅』だと思う
2019/12/31