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前田敦子、2019年は「激動」 女優として、母として転機

 前田敦子(28)の2019年は、まさに「激動」だった。出演作が公開ラッシュを迎え、その好演ぶりで『山路ふみ子映画賞』『TAMA映画賞』を受賞。プライベートでは、3月に夫で俳優の勝地涼(33)との間に授かった長男を出産。女優としても、女性としても大きな転機を迎えた。

激動の2019年を振り返った前田敦子 (C)ORICON NewS inc.

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 このほど、都内で『オフィシャル2020カレンダー』の発売記念イベントを行った前田。駆けつけたファン一人ひとりと交流を深め、直後に応じたORICON NEWSのインタビューでは開口一番に「目の前でサインを書いたりしたのは、AKB以来かも。疲れはなく、楽しかったです。昔のファンの方も来てくれて『懐かしいね〜!』という話をいっぱいしました」と、“アイドル時代”を彷彿とさせる笑顔を弾けさせた。

 まるで同窓会のようなイベントを終え、改めて時の流れの速さを実感しているという。人生で初めて“妊婦”として迎えた2019年も残りわずか。「今年が始まる頃は、何もわからなかったですね。『子どもが生まれる。さぁどうなる!』という不安が大きかった」と本音を漏らしながら「ふたを開けたら、あっという間でした」としみじみと振り返る。

 出産後は、約1ヶ月でスピード復帰を果たし、出演作の関連イベントに数多く登壇した。育児も夫の勝地、母のサポート受けながら両立しているといい「プライベートで変化があっても変わらず仕事を続けられるありがたみをすごい感じています」。多忙な日々を送っているが「忙しさでは、AKB48に勝てるものはないかな(笑) 体力にはいつまでも自信があります」と笑顔で胸を張った。

 「すごい充実してます。人生にメリハリがついたというか、家にいれば子どもがいるし、やることもいっぱい。それが私にとっては、すごくプラスなことなんです。やっぱり子どもの笑顔が一番ですね。寝顔だけでも癒やされます。楽しい、うれしいという瞬間が増えました」。

 実生活とリンクするようにNHKドラマ『伝説のお母さん』(2月1日スタート、毎週土曜 後11:30〜 全8回 総合)では、家事に育児に奮闘する母親役をリアルに演じる。

 「とうとう女優としても母になりました」と笑った前田。産後初となる主演ドラマの現場で思い出したのは、先輩俳優の「キスシーンはリアルなものしか出ない。素の部分が出る」という言葉だった。「まさにお母さん役はそれだなと。抱っこの仕方や、とっさのあやし方は知らないとわからない。だからキスシーンと同じくらいリアルなものが反映されるのがお母さん役なのかな。『家ではこうやっている』という生々しい部分を反映してます」とアピールした。

 「来年は、子どもが徐々に話せるようになるので、たくさん笑顔をみせてあげたい。ちょっとイラッとしたり、モヤモヤすると、子どもはすぐ察知して泣いちゃう。でも笑顔で見れば、笑顔で返してくれる。そのキャッチボールはずっとやっていきたい。小さいことですけど、それが一番の目標かな。毎日、穏やかに過ごしたいです」。

 AKB48時代は、センターとしてグループをけん引し続け、どこか“孤高のアイドル”のようなオーラを漂わせていた。グループ卒業から早7年半。女優、そして女性としての“しなやかさ”を増しつつある前田は「偽りなく、楽しく、いい人でありたい」。そう柔らかな表情で語り、インタビューを締めくくった。

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