年末恒例の日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！　大晦日年越しスペシャル！　絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時！』（12月31日　後6：30〜深0：30）の記者会見が4日、同局で行われ、ダウンタウン、月亭方正、ココリコが出席。闇営業問題に端を発して、所属事務所の吉本興業が激動の1年だったことへの見解を求められたダウンタウンの2人は、まずは互いに口をつぐみ、互いに「どうぞどうぞ」のジェスチャーで譲り合って、笑いを誘った。

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　MCから「番組のことに関する質問ではないので…」と制止が入るも、松本人志が「吉本のことを僕も振り返りたいんですけど、ちょっと振り返りようがないというか。振り返りだすと、首が痛いほど。首が1周回っちゃうかも。どこを振り返っていいかわからないんですけどね」とチクリ。「せっかくなので、最後はみんなで楽しく終われたら…」と話し、浜田雅功に意見を促すも「僕は松本さんと同じですよ（笑）。（口に）チャック、チャック」と笑顔で語った。

　今年で14年目を迎え、今や大みそかに欠かせない存在となっている「笑ってはいけない」の今回のテーマは、ハイスクール。どんな事が起こっても絶対に笑ってはいけないという過酷な状況に置かれた5人が、新入生として「青春ハイスクール」でさまざまな授業を体験していく。

　撮影は11月上旬、関東のとある県の廃校2校を貸し切り、例年通り壮大なロケを長時間にわたって敢行。比較的天候にも恵まれる中、総出演者数（『ガキ使』メンバーの5人を除く）は74人、総スタッフ約500人（さまざまなな仕掛けに対応すべく参加したエキストラ125人を含む）、カメラ総台数は210台（ENGを含む）と大がかりなロケとなった。

　松本は「今年はやっと全員で紅白に出られるっていうことで（舞台の）袖で何の歌を歌おうかって言っていたんですよ。紅白無理やったみたいで、こっちのほうで、本当に最後にふさわしい出来になったと思っています」とボケ倒し。「笑ったら叩かれるとは思ってなかったので、ちょっと聞いてなかったので、バタバタってしたんですけど」と企画の趣旨をひっくり返す発言に、浜田もたまらず「今までなんやったんや！」とツッコミを入れた。

　今後の『笑ってはいけない』への要望については、松本が「笑っても叩かれないように、笑ってもいいようにしてほしい」と無茶ぶり。「あとは、浜田さんだけ、あのヅラやめてほしいですよね。確実に苦しめられるから。ずっと一緒のデザインで、あれは買い取りなんですか。家に置いているんですか？」とたたみかけると、浜田は「もう慣れてるやろ（笑）。ちょっとずつ短くなったり、うしろを刈り上げていたりするんですよ」と意外な事実を打ち明けた。

　一方、毎年恒例の蝶野正洋からの“強烈ビンタ”を食らう方正は「ビンタされる時に、理由がめちゃくちゃになってきているんですよ。去年の理由覚えていますか？　僕がヒポポ族に呪われたからです。意味がわからないでしょう。ヒポポ族ってなんやねん」と猛抗議。「痛み止め飲んで収録に臨んでいますから」と涙ぐましい努力を明かすと、松本から「プロレスラーのビンタ、それで耐えられるの？」とツッコまれていた。